リヴァプールを“負けない組織”に変えたクロップ 就任以降の驚愕データ

リヴァプールで素晴らしい成績を収めているクロップ photo/Getty Images

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近年におけるリヴァプール躍進の立役者は誰か。多くの人がユルゲン・クロップ監督の名を挙げることだろう。シーズン途中に就任した初年度こそ8位に沈んだが、そこから徐々にチームの改革を推し進めた同監督。昨季リーグ戦はマンチェスター・シティにわずか1ポイント差で振り切られ2位に終わったものの、チャンピオンズリーグではチームを14シーズンぶりとなる優勝に導いた。今季もここまでリーグ戦全勝で首位を独走している。その功績は計り知れない。

そんなクロップ監督がリヴァプールの指揮官就任以降に記録しているある驚愕のデータが明らかとなった。それは同監督がとにかく“負けない監督”であるということの証明だ。英『Liverpool Echo』によると、クロップ監督は就任してから最初のリーグ戦9試合で3敗を喫したものの、直近で同数の敗戦を探し出すためには60試合も遡らなければならないという。昨季は1敗しかしていない。恐るべき数字と言えるだろう。なお、リヴァプールの監督就任以降の通算成績は152試合で94勝38分20敗となっている。

マージサイドに到着してから、着実に戦力の充実を図りチームを作り上げてきたクロップ監督。同監督まるでパズルのようにチームの足りない要素を的確に補強し“負けない組織”を作り上げた。はたして今後、このデータはどこまで続いていくのか。現在の調子をキープできればそのイメージが「不敗」から「全勝」に変わっていくのも、そう遠くはないだろう。
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