会場にはJヴィレッジも! 『ダノンネーションズカップ2020 in JAPAN』の開催が決定

昨年の大会で世界大会出場を決めたヴァンフォーレ甲府U-12の面々 photo/Getty Images

公式HPで予選大会への参加希望チーム募集中

U-12の世界一を決めるFIFA公認の国際サッカー大会『ダノンネーションズカップ』の日本大会『ダノンネーションズカップ2020 in JAPAN』の開催が決定した。

同大会は“より多くの人々に食を通じて健康をお届けする”という企業理念を掲げる、世界的な食品企業であるダノン社が主催する国際サッカー大会。2000年にスタートした同大会は現在世界27カ国が参加しており、グローバルアンバサダーをレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が務めている。

日本は2001年に初参加。2001〜2003年にかけては選抜チームを構成して参加していたが、2004年以降は国内大会で優勝したチームが日本代表として世界大会に出場している。日本代表チームの活躍としては、2012年にポーランドで開催された世界大会に出場したレジスタFC、2016年にフランスで開催された世界大会に出場したヴァンフォーレ甲府U-12がともに準優勝を果たしている。加えて、2014年のブラジル大会では横河武蔵野フットボールクラブジュニアが日本代表として初めて優勝に輝いた。日本のチームは世界の舞台で着実に存在感を示してきている。
『ダノンネーションズカップ2020 in JAPAN』の地方予選は昨年に続き、関東、関西、九州、東北の4つのエリア・会場にて開催される。その中でも注目は東北エリア。これまでサッカー日本代表のキャンプ地として使用され、東日本大震災復興のシンボルとしても有名な「JFAナショナルトレーニングセンター Jヴィレッジ」での開催が決定している。

開催方式は4会場にて地方予選を実施し、それぞれ予選を勝ち抜いた上位4チームに加え、昨年の国内大会でベスト8進出を果たした8チーム(女子はベスト4)、および予選大会に参加できなかった8チームを抽選で選出。合計32チームによって、日本代表の座をかけた本大会が繰り広げられる。

昨年より女子大会の地方予選もスタートし、小学生年代の女子選手にとっては、世界の舞台で戦う希少な機会を手に入れることができる唯一の国際大会となっている。今大会からは、女子大会のみで国内初となる合同チームでのエントリーを認定し、より多くの選手が参加できる大会となっている。

毎年熱い戦いが繰り広げられる『ダノンネーションズカップ』。国内大会を制した男女各1チームは、2020年10月に開催予定の世界大会に日本代表として出場できる。同大会は2019年9月20日(金)から2019年10月10日(木)までの期間中、公式HPから予選大会への参加希望チームを募集中だ。

『ダノンネーションズカップ2020 in JAPAN』開催概要

・大阪会場予選: 2019年11月10日(日)   男子24チーム / 女子8チーム
 J-GREEN堺 (大阪府堺市堺区築港八幡町145番地)

・埼玉会場予選: 2019年12月8日(日)    男子32チーム / 女子8チーム
 レッズランド (埼玉県さいたま市桜区下大久保1771)

・福岡会場予選: 2020年1月13日(月・祝)  男子24チーム
 福岡フットボールセンター (福岡県福岡市東区香椎浜ふ頭1-2-16)

・福島会場予選: 2020年2月2日(日)    男子32チーム
 JFAナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ (福島県双葉郡楢葉町山田丘美シ森8)

 ※組み合わせは、大会実行委員会にて事前に決定

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