“イケメン&熱い野獣”2トップが噛み合わない アトレティコが待つ大爆発の時

ジエゴ・コスタ(左)とフェリックス(中央) photo/Getty Images

得点数伸びず

プレシーズンマッチでレアル・マドリードを7-3のスコアで粉砕した時、今季のアトレティコ・マドリードはジエゴ・コスタと新戦力ジョアン・フェリックスの2トップが引っ張っていくと期待された。2人の関係はプレシーズンマッチでも悪くなく、早い段階から機能すると予想されていたからだ。

しかし、シーズンが始まってみると思うように得点が決まらない。21日にはセルタとスコアレスドローに終わり、アトレティコはここまで5試合を消化して5得点しか奪えていない。

スペイン『as』は2人が理解し合えていないと問題視している。セルタ戦でも2人は先発していたが、フェリックスが交代した69分までコスタとのパス交換が1本しかなかったと同メディアは指摘する。カウンターに入ればフェリックスがボールを運べるため、相手ゴールへ迫ることもできる。しかし、最後のところが思ったほど噛み合わない。
スペイン『MARCA』はコスタの得点力の方も心配しており、チェルシーより復帰してから計48試合で12得点に留まっている。酷い数字とまでは言えないが、このうちリーガ・エスパニョーラでは5得点しか決めていない。他はカップ戦での得点となっており、リーグ戦での働きは明らかに物足りない。

アトレティコは今夏に大型補強へ動いたが、ディエゴ・シメオネが理想とするフットボールは変わらない。堅い守備をベースとしたサッカーは変わらず、あとはFW陣が仕留めるだけだ。フェリックスとコスタの2トップにはフィニッシュの仕事が求められているのだが、いつ大爆発の時を迎えるのか。

相手DFとのファイトも大歓迎なファイタータイプのコスタと、涼しい顔で美しいプレイを披露するイケメンFWのフェリックス。タイプは全く異なる2人だが、アトレティコがリーグ制覇を目指すならばこの2人が抜群の連携で得点を量産するしかない。

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