かねてより懸念されていた問題が深刻化している。マンチェスター・シティにおけるセンターバックの枚数不足だ。昨季限りでヴァンサン・コンパニが退団したことにより、今季同クラブに在籍するセンターバックが本職の主力選手はアイメリック・ラポルテ、ジョン・スートンズ、ニコラス・オタメンディの3名のみとなっていた。しかし、31日に行われたプレミアリーグ第4節ブライトン戦でラポルテが負傷。今年中の復帰は困難とされ、マンCは早くも窮地に立たされている。
カイル・ウォーカーやフェルナンジーニョもセンターバックとしてプレイ可能だが、守備の要たる同ポジションにはジョゼップ・グアルディオラ監督も本職の選手を配置したいところだろう。この緊急事態を受けて来冬、マンCは一線級のセンターバック補強に動くようだ。
伊『Calciomercato』によると、マンCが狙いを定めているのはイタリアでプレイする3名。ナポリのカリドゥ・クリバリとミランのアレッシオ・ロマニョーリ、そしてインテルのミラン・シュクリニアルだ。それぞれクラブでは守備の中心選手として最終ラインに君臨しているだけに、獲得は極めて困難なミッションとなることが予想される。
しかし、グアルディオラ監督は中途半端な選手で急場しのぎの“補充”をしたところで満足はしないだろう。いっそのこと一線級の選手を獲得し、ラポルテ復帰後も鉄板となれるだけの“補強”をしたいとの思惑あってのリストアップか。
はたして、マンCが取り組むこのオペレーションはどういった結末を迎えることとなるのだろうか。今後の動向に注目だ。
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