FIFA元会長が「メッシの方が好き」発言の騒動を回想 舞台裏エピソード語る

長くサッカー界を牽引するメッシとロナウド photo/Getty Images

「フロレンティーノはとても怒っていたよ」

長らくサッカー界の二台巨頭として君臨しているバルセロナのFWリオネル・メッシとユヴェントスのFWクリスティアーノ・ロナウド。「彼らのどちらが優れている?」と人に聞けば意見は真っ二つに割れることだろう。もはや個人の好みと言っても過言ではない。しかし、この好みを公言したことでトラブルに巻き込まれた人物がいる。

それは2016年までFIFAの会長を務めたゼップ・ブラッター氏だ。同氏は2013年に「メッシの方が好み」と発言。会長職の座にある人間が残したこのコメントは当時物議を醸し、ポルトガルサッカー連盟や当時C・ロナウドが所属していたレアル・マドリードから抗議文が届くなどの騒動に発展した。そして6年が経過した今、ブラッター氏本人が当時のこと振り返っている。この発言をした直後、同氏のもとにはレアルのフロレンティーノ・ペレス会長から怒りの電話がかかってきたという。

「私は当時、メッシはどんな子どもからも夢となる存在、そしてロナウドはよりロボットのような選手と語った。フロレンティーノはとても怒っていたよ。彼は私に『君はレアルの名誉会員なのにどうしてそんなことを言うんだ?』って言ってきたよ。『これは個人的な好みの問題だ』って言い返したら彼はさらに激怒したね。その後は『すぐみんなに弁明しろ』って言われたよ」

ブラッター氏がこのように語ったことを英『The Sun』が伝えている。当時、ペレス会長はクラブOBであり名誉会員だったブラッター氏の“裏切り”ともとれる発言に我慢ならなかったようだ。結局その後ブラッター氏は公式に謝罪のコメントを発表。事態は時間の経過とともに収束した。

いまだ論争が絶えない“メッシ・ロナウド問題”。それぞれの人が自分の意見を持っていることだろうが、FIFA職員はブラッター氏を反面教師にしてしばらくは口を閉ざす方が賢明かもしれない。

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