新生チェルシーのキーマンはこの男!? リヴァプール戦での躍動に英紙驚愕  

UEFAスーパー杯で復活を遂げたカンテ。今後も新生チェルシーを牽引できるか photo/Getty Images

先制点の起点となるパスも

2016年よりチェルシーに在籍しているMFエンゴロ・カンテ。足首の負傷により現地時間14日のUEFAスーパーカップ(リヴァプール戦)への出場が危ぶまれていたものの、[4-3-3]の布陣の右インサイドハーフとして先発。両軍のフィールドプレイヤー中最多となる11回の地上デュエル勝利数や、両軍中2番目に多い4本のキーパスを叩き出すなど、攻守両面で躍動した(データサイト『Sofa Score』より。空中戦の勝利数は対象外で、キーパスは味方のシュートに繋がったパス)。

前半35分すぎには鋭い出足でボールを奪い、軽快なドリブルの後に先制ゴールの起点となるパスを前線に供給したカンテだが、このプレイに英『METRO』が反応。「カンテはチェルシーのオープニングゴールで重要な役割を果たした。彼は(リヴァプールのMF)ジェイムズ・ミルナーとのボールの奪い合いを制し、中盤を(ドリブルで)通過して攻撃のきっかけとなった。特に前半はピッチに立っている全選手のなかで最高のプレイを見せていた」と、同選手を称えている。

昨シーズン終盤に負った膝の怪我の影響で今夏のプレシーズンマッチや今シーズンのプレミアリーグ開幕戦で出遅れたものの、リヴァプール戦で復活を遂げたカンテ。今後も持ち前の無尽蔵のスタミナを活かして中盤を駆け巡り、今シーズンの公式戦で連敗スタートとなった新生チェルシーの浮上に貢献できるだろうか。昨シーズンもマウリツィオ・サッリ前監督のもとで[4-3-3]の布陣のインサイドハーフで起用され、中盤でのボールハントのみならず攻撃参加も求められていたカンテだが、今夏に就任したフランク・ランパード新監督のもとでも、中盤のリンクマンとして重要な役割を担うことになりそうだ。
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