オランダ代表DFがイタリアで味わった苦悩 「誰とも話さない時間もあった」

今夏レンタルで古巣のフェイエノールトに帰還したカルスドルプ photo/Getty Images

苦しかった時間を振り返る

今夏もたくさんの有望な若手選手が欧州4大リーグにやってきた。ユヴェントスがアヤックスから獲得したDFマタイス・デ・リフトやアトレティコ・マドリードがベンフィカから獲得したFWジョアン・フェリックスはその最たる例だろう。そのほかにも意外と知られていない期待のヤングスターが続々とトップリーグのクラブにステップアップを果たしている。

しかし、その挑戦が必ずしもうまくいくとは限らない。新たな環境に適応できないまま古巣へとんぼ返りというパターンも多い。2017年夏にフェイエノールトからローマへ移籍したオランダ代表DFリック・カルスドルプもそのケースに当てはまるだろう。2016-17シーズンにフェイエノールトの18年ぶりとなるエールディビジ制覇に貢献し、満を持してセリエAに殴り込みをかけたこのオランダ人は、新天地に馴染めないまま今夏ローンで古巣に帰還することとなった。そんなカルスドルプがイタリアで送った苦悩の日々を振り返っている。

「トレーニングの際には、誰とも話さない時間もあったよ。みんなが自分のことをしているんだ。ローマで過ごした時間には本当にショックを受けたね。雰囲気はオランダの方が好きだな。フェイエノールトのロッカールームには笑顔がある。周囲が良い雰囲気だからいい気分だよ。ローマでは自分のことを信用しきれなかった。移籍したことについてどう思うかって? 肩の荷が下りた気分だよ。移籍が決まった瞬間、すべての緊張が消えたんだ」

ローマのロッカールームに漂う張りつめた空気に、カルスドルプは違和感を覚えていたようだ。イタリアで真価を発揮できなかった原因には、そういった面も含まれているのかもしれない。チームに馴染めなかったカルスドルプだが、いつか欧州トップリーグで輝く時は訪れるのだろうか。まだ24歳。再起を図ることは可能なはずだ。

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