ファン・ダイク、評価に苦しんだ過去も 努力で掴んだ“世界最高CB”の地位 

昨季悲願の欧州制覇を成し遂げ、ビッグイヤーを掲げるファン・ダイク photo/Getty Images

なかなか評価されなかったセルティック時代

リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは現在、世界最高のセンターバックと称賛されるDFだ。昨季のチャンピオンズリーグで欧州制覇を成し遂げたことで、今年のバロンドールに最も近い男といっても過言ではない。ただ、本人はそうは思っていないようだ。

セルティックやサウサンプトンなどでのプレイを経て、近年の急成長を遂げ、名実ともに世界トップクラスまでのぼり詰めたファン・ダイク。しかし、ここまでの道のりは決して簡単なものではなかったようだ。バロンドールの主催で知られる仏『france football』のインタビューに応じた際、これまでのキャリアを「僕は一生懸命に努力しなければならなかった。なぜなら、セルティックにいたときでさえ、プレミアリーグのチームは僕のことをとても疑っていたよ。僕はスコットランドでプレイしていたから、彼らは一か八かに賭けたくなかったんだろう。だから僕は進化を続けたんだ。何も明確なものはなかったけどね。でも、誰しもが運命、己が道を持っている。僕は自分自身に従っただけだよ。僕はそうやって生きていく必要があったんだと思う」と振り返っている。

その上で、バロンドールについて聞かれると「正直なところ、僕は全く考えていない。理由は単純で、バロンドールは投票によって決まるものだ。僕は彼ら(投票者)を制御できるわけではないし、影響力もないしね。彼らの意見を変えることは僕にはできないよ。ただ、バロンドールの候補に選ばれたことは、僕の努力とパフォーマンスをさらに後押ししてくれるのを助けてくれるだろう」と答えた。

これだけ知名度や評価が上がると、周りからのプレッシャーも尋常ではないだろう。ただ、ファン・ダイクは「僕は物事を視野の中に入れるように心がけている。フットボールは僕の人生の大部分を占めているけど、最も重要なことではない。地に足をつけないと、自分自身がとても苦しくなったり、悲しくなったりするのがわかっているよ。僕の人生には異なる側面もあるしね。僕の家族は、全てを相対的に見ることや気づくことを手助けしてくるんだ」と明かしている。新シーズンはどんなプレイを披露してくれるのだろうか。ファン・ダイクの活躍に胸を躍らせるファンもたくさんいるだろう。

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