“ドイツの天才”には何度も全盛期が? 怪我乗り越え熟成されたワインのように

ドルトムントのロイス photo/Getty Images

7年ぶりにドイツ年間最優秀選手に

昨季ブンデスリーガ王者バイエルンを焦らせたドルトムントでは、ドイツの天才マルコ・ロイスが躍動した。リーグ戦では17得点を記録し、ジェイドン・サンチョら若い選手を引っ張るリーダーとしてもピッチで抜群の存在感を放っていた。

その活躍もあってロイスは独『Kicker』の主催する2019年のドイツ年間最優秀選手に選ばれたのだ。ロイスの能力を考えれば妥当な結果に思えるが、ロイスがこのタイトルを受賞するのは2012年以来のことになる。天才ロイスに唯一欠けていたのは一貫性なのだ。

ロイスは何度か怪我で長期離脱を経験しており、ガラスの天才とのイメージも定着している。ブンデスリーガ公式も、ロイスには3度の全盛期があったと表現している。怪我で満足にプレイできないシーズンも多かったため、良かったシーズンと悪かったシーズンがはっきりとしているのだ。

まず最初のインパクトを残したのはボルシアMGに所属していた時だ。まだブレイクしたばかりの若手というイメージだったが、ロイスは2011-12シーズンにキャリアハイとなるリーグ戦18得点を記録している。この頃のロイスは若さを活かした大胆なプレイもあり、この年に1度目のドイツ年間最優秀選手賞を受賞している。

2度目のベストパフォーマンスは期間がほとんど空いていないが、ユルゲン・クロップ率いるドルトムント時代だ。2012-13シーズンにはチャンピオンズリーグでファイナルへ進出し、2013-14シーズンにはリーグ戦16得点を記録。欧州の舞台に自身の実力を示した絶好調時代だ。

そこから少し間隔が空き、3度目の大爆発を迎える。昨季ロイスは怪我を乗り越え、93分に1ゴールのペースでネットを揺らすことに成功。同サイトは熟成されたワインのような輝きを放ったと伝えているが、若い頃のロイスとは一味違う大人なプレイも見られた。若手や新加入選手をリードする姿も印象的だった。

7年ぶりにドイツ年間最優秀選手に輝いたロイスは今季もこのパフォーマンスを続けられるのか。評価は再び急上昇している。

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