アトレティコ、モラタが筋肉系トラブルで離脱 開幕戦への影響は?

負傷離脱することとなったモラタ photo/Getty Images

肉離れといった重症は回避

アトレティコ・マドリードは29日、同クラブに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタが負傷離脱することになったと発表した。

現在26歳のモラタは、今年1月にチェルシーからアトレティコへレンタル移籍(2019-20シーズン終了まで)し、1年半ぶりに母国への復帰を果たした。昨季後半戦はリーガ・エスパニョーラ15試合に出場して6ゴール1アシストを記録。すると今月初旬、レンタル期間終了後にアトレティコへ完全移籍することが発表された。

新シーズンでの活躍が期待され、8月18日に行われるリーガ・エスパニョーラの開幕戦へ向けて調整を続けていたモラタだが、同選手に悲劇が襲った。27日に行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップで、レアル・マドリードとのマドリード・ダービーが実現。この一戦で2トップの一角としてスターティングメンバーに名を連ねたモラタは、先制点につながったカウンターの起点になるなど、指揮官へアピールしていた。しかし、12分に相手の裏へ抜け出そうとした際、右足を負傷。そのままピッチを退き、アンヘル・コレアとの交代を余儀なくされていた。
クラブの公式サイトによると、その後モラタは29日にオーランドの病院で検査を実施。MRI検査などの結果、筋肉の断裂などは見られず、筋肉拘縮と診断されたとのことだ。症状が寛解するまでは理学療法と個別トレーニングを行なっていくという。肉離れを回避したことで、長期離脱は避けられそうだが、新シーズンの開幕まで3週間を切っている。開幕戦への影響はいかに。

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