ベイルへの対応は厳しすぎる? 「ジダンがベイルを嫌っているように見える」

ベイルとジダン photo/Getty Images

構想外であることを改めて示す

新シーズンへ向けて歩みを進めるレアル・マドリードは21日にバイエルンと戦い、1-3で敗れた。このゲームでは久保建英やロドリゴ・ゴエスなど若手の躍動も目立ったが、メンバー外となっていた選手にも関心が集まった。

このゲームでベンチから外れたのはFWガレス・ベイルだ。ジネディーヌ・ジダンが指揮官に復帰した頃よりベイルは構想に入っていないとも言われていたが、ジダンはその考えを改めて示した格好だ。試合後にはベイルが退団に向けた交渉をおこなっているとも口にしており、はっきりと構想外であることが示された。

この決定にスペイン『MARCA』は、ベイルへの対応が厳しすぎるのではと取り上げている。そもそも両者の関係はどこかぎこちなかった。2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でレアルはリヴァプールを3-1で撃破したが、勝利を決める2ゴールを炸裂させたのはベイルだ。華麗なオーバーヘッドシュートを含め、ベイルの活躍は見事だった。
しかし、ベイルはあのゲームも途中出場だった。ベイルもスタメンではなかったことに腹を立てていたと明かし、ジダンとの間にもコミュニケーションはなかったようだ。ベイルがいくつかの試合で決定的な働きを見せてきたのは間違いないが、ジダンの中ではファーストチョイスとならなかったのだろう。

同メディアのヘスス・サンチェス氏は「フットボールのこと以上にジダンがベイルを嫌っているように見える」と伝えており、ベイルをはっきりと構想外にしてしまったのは今後の移籍交渉にも悪影響を与える恐れがあると見ている。

ベイルがいくつかのタイトルをクラブにもたらした功労者なのは間違いないが、苦い別れ方となるのは間違いなさそうだ。

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