今季のセリエAでは鉄壁の守備陣が1つの注目ポイントとなる。ユヴェントスはアヤックスからマタイス・デ・リフトを加えており、これまでチームを支えてきたジョルジョ・キエッリーニとレオナルド・ボヌッチとともに安定した守備網を形成することだろう。絶対王者がまた1つ強化された印象だ。
ナポリはローマからDFコスタス・マノラスを獲得し、カリドゥ・クリバリとのコンビが完成する。クリバリはセリエA屈指のセンターバックと評価されており、マノラスも安定感は抜群だ。このコンビも打ち破るのはかなり難しいはずで、ナポリも悲願のスクデットへ着々と戦力を強化している。
インテルもそうだ。インテルはアトレティコ・マドリードを退団したディエゴ・ゴディンを加えたが、伊『Gazzetta dello Sport』によると元インテルGKジュリオ・セザールもこの動きを評価している。仮に指揮官アントニオ・コンテが3バックを選択する場合、ゴディン、ステファン・デ・フライ、ミラン・シュクリニアルの3人を並べることができる。このトリオもそう簡単には崩せないだろう。
「守備は最も強い部分だ。他のチームでこのような守備は見当たらないよ。ゴディン、デ・フライ、シュクリニアル、ハンダノビッチ。彼らはチームにとって非常に重要だ」
セザールはこのように語っており、インテルの守備をセリエA屈指のものと認めている。最も守備のバランスが取れているチームが今季のセリエAを制する。こう考えることもできるはずで、一流DFたちによる堅守合戦が1つの注目ポイントとなる。
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