ハメス、モラタ、フェリックス!? 今季のアトレティコは”超豪華攻撃軍団”か

アトレティコのモラタ photo/Getty Images

目玉は前線にあり

長くチームを支えてきた実力者が数名退団してしまったが、アトレティコ・マドリードは今季もリーガ・エスパニョーラの優勝争いに加わってほしいチームだ。指揮官ディエゴ・シメオネもチーム大改革へ動いていることだろうが、現在アトレティコで完成が期待されているのが「スーパーアタック軍団」だ。

スペイン『MARCA』がそう注目しているのだが、今季のアトレティコは攻撃自慢のチームになる可能性がある。まずは何と言っても今夏ベンフィカから獲得したポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(19)への期待が大きい。19歳とまだ未知数な部分があるものの、アトレティコは獲得に1億2600万ユーロもの移籍金を費やしている。フェリックスにはリーガ・エスパニョーラのスター選手となることが求められている。

最前線には、チェルシーからの完全移籍が成立したFWアルバロ・モラタが構える。モラタはチェルシーでこそ苦戦したが、リーガの環境には慣れている。得点力も証明済みで、本来であればリーグ戦で20得点ほどは期待できる。シメオネのスタイルの中でどこまでゴールを挙げられるのか楽しみだ。
さらには昨夏アトレティコに加わったフランス代表MFトマ・レマルもそろそろ本領発揮といきたい。レマルには推定7000万ユーロもの移籍金を費やしているが、昨季のパフォーマンスはその金額に見合うものとは言い難かった。しかしフランス代表にも選ばれている実力者なのは確かで、シメオネのスタイルにフィットすればトップパフォーマンスを披露できるはずだ。

そして最後のピースと期待されるのが、レアル・マドリードMFハメス・ロドリゲスの獲得だ。アトレティコは今夏すでにMFマルコス・ジョレンテをレアルから引き抜いており、これもライバルのレアルからやってきた禁断の移籍だった。ハメスまでアトレティコへ向かうとなればサポーターも黙っていないかもしれないが、現在ハメスをナポリとアトレティコが追いかけている状況だ。

ゲームメイカーのハメスまで加われば、アトレティコの攻撃力は格段にアップするだろう。ディエゴ・ゴディン、ファンフランら堅守を支えてきた一部のDFが退団したが、今季のアトレティコは攻撃で相手をねじ伏せる超強力なチームとなるかもしれない。

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