久保建英だけじゃない プレシーズンにアピールしたいレアルの若手”5名”

レアルのセオアネ photo/Getty Images

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注目は久保だけではない

日本ではレアル・マドリードのプレシーズンツアーにいきなり帯同した日本代表MF久保建英に注目が集まっているが、レアルには久保以外にも優れた才能を持つ若手が数多く所属している。何人かの若手は久保と同様ツアーに帯同しており、今夏は自身の実力をアピールする絶好の機会となる。

スペイン『MARCA』が注目の若手を数名紹介しているが、まず1人は19歳のGKディエゴ・アルトゥーベ。レアルではティボー・クルトワ、ケイロル・ナバスの実力者2人に加えて指揮官ジネディーヌ・ジダンの息子ルカ・ジダン、今夏のU-20ワールドカップを制したウクライナ代表のアンドリー・ルニンと実力者が揃っている。アルトゥーベの影は少々薄いが、アルトゥーベも反応速度の良い安定感あるGKと評価されている。トップチームに割って入るのは簡単ではないが、何とか爪痕を残したい。

昨季スペイン2部のレアル・オビエドにレンタル移籍していた左サイドバックのハビ・エルナンデスも注目だ。レアルでは昨季下部組織出身のセルヒオ・レギロンがプチブレイクを果たしたが、21歳のエルナンデスも同じ左サイドバックだ。同メディアは得意の攻撃参加で相手守備陣を苦しめられると能力を評価しており、レギロンに続いてトップチームへ割り込みたい。
トニ・クロースら実力者が揃うセントラルMFでは、22歳のハイメ・セオアネとアルバロ・フィダルゴが召集を受けている。セアオネは現指揮官ジネディーヌ・ジダンが2017-18シーズンにスペイン国王杯でチャンスを与えた選手で、テクニックがあると評価されている。もう1人のフィダルゴについては、その創造性から先輩のルカ・モドリッチと比較される存在と伝えている。昨季のスペイン国王杯でチャンスを得ており、今季もアピールの場が欲しい。

179cmとやや小柄だが、ハードワークとパワーが武器になっている20歳のDFアドリアン・デ・ラ・フエンテもメンバー入りを果たした。同メディアも激しいプレイとパワーを評価しているようで、今夏の間にどこまでアピールできるかが勝負だ。

プレシーズンでは若い選手たちの活躍も注目ポイントとなるが、久保と同じく彼らはサポーターに好印象を与えられるのか。ビッグクラブでポジションを得るのは簡単ではない。

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