ドイツは若手の宝庫だ! 今季ブンデスで大ブレイクするかもしれない”7人”

世代別ドイツ代表のヴァルトシュミット photo/Getty Images

続々と出てくる注目の若手

ブンデスリーガでは有望な若手選手が数多くプレイしているが、2019-20シーズンもブレイクが楽しみな若手が複数いる。昨季も大暴れだったドルトムントMFジェイドン・サンチョ、レヴァークーゼンMFカイ・ハフェルツ、ライプツィヒDFイブラヒマ・コナテはもちろんだが、彼ら以外にも注目すべき選手たちがいる。ブンデスリーガ公式が数名をリストアップしているが、大ブレイクを果たす者は現われるのか。

1.フロリアン・ノイハウス(ボルシアMG/MF/22歳)



昨季もノイハウスは結果を出していたが、今季はマルコ・ローズの下で中心的な選手になる可能性がある。ノイハウスは原口元気や宇佐美貴史とともにデュッセルドルフの1部昇格に貢献した選手で、ここまで順調に育ってきている。惜しくも準優勝に終わったが、今夏のU-21欧州選手権にドイツ代表として出場しており、ブンデスリーガでも主役になっていい頃だろう。

2.ヨシップ・ブレカロ(ヴォルフスブルク/FW/21歳)



ノイハウスに続き、ブレカロもクロアチア代表選手として今夏のU-21欧州選手権に出場していたアタッカーだ。ヴォルフスブルクは昨季6位に滑り込んでおり、今季はヨーロッパリーグの戦いも控えている。サイドからカットインする力を持つブレカロに同サイトも期待をかけており、攻撃的左サイドバックのジェローム・ルシヨンとのコンビも楽しみだ。

3.デヤン・ヨベリッチ(フランクフルト/FW/19歳)



こちらは移籍が決まった時から注目を集めている。ヨベリッチはセルビアのレッドスター・ベオグラードでプレイしていたアタッカーで、レアル・マドリードへと移籍した同じセルビア人FWルカ・ヨビッチの後継者としてフランクフルトにやってきたのだ。同サイトは両足を巧みに使えること、空中戦の強さに期待しており、その決定力をブンデスリーガでも証明したい。

4.ジョシュ・サージェント(ブレーメン/FW/19歳)



ブレーメンといえば日本代表FW大迫勇也が所属しているクラブだが、すでにアメリカA代表デビューを果たしているサージェントは強力なライバルになり得る。指揮官フローリアン・コーフェルトもサージェントを評価しており、今季もプレイタイムが与えられると予想されている。昨季もリーグ戦では2得点を記録しており、今季は本格ブレイクを狙う時だ。

5.ダヴィド・コフナツキ(デュッセルドルフ/FW/22歳)



ポーランド代表の一員として昨年のロシアワールドカップメンバーにも選ばれていたコフナツキは、今年1月にサンプドリアからデュッセルドルフへレンタルで加入。リーグ戦10試合の出場で4得点を記録しており、フルシーズンを戦う今季に同サイトは期待をかけている。

6.アルネ・マイヤー(ヘルタ・ベルリン/MF/20歳)



昨季ヘルタ・ベルリンでリーグ戦24試合に出場したマイヤーも今夏のU-21欧州選手権にドイツ代表の一員として出場しており、ポジションをがっちりと固めつつある。クラブのミヒャエル・プレーツSDも、「彼はどれほどのポテンシャルを秘めているのかを証明した。我々は彼の成長がまだまだ続くと確信している」と期待をかけている。

7.ルカ・ヴァルトシュミット(フライブルク/FW/23歳)



最後は忘れてはならないヴァルトシュミットだ。昨季リーグ戦で9得点を挙げたヴァルトシュミットは、今夏のU-21欧州選手権で得点王を獲得したドイツ人ストライカーだ。大会前はそこまで注目されているわけではなかったが、得点王を獲得したことで一気に名前が売れた。ドイツA代表でも通用するレベルの点取り屋なのか、今季から厳しくチェックされることになるだろう。一発屋ではなかったことを証明する勝負のシーズンとなる。

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