もったいない!? アーセナルが早く手放しすぎた”若手有望株4名”

 PSVのマレン photo/Getty Images

アーセナルを離れてから大活躍している者も

以前のアーセナルは積極的に若手を引き上げている印象があったが、最近は異なる。ピエール・エメリク・オバメヤンやアレクサンドル・ラカゼット、ベルント・レノ、ソクラティス・パパスタソプーロスなど即戦力となる選手の獲得が目立ち、下部組織の若手がなかなかトップチームに割り込めない状況となっているのだ。

この状況を嘆いているのが英『TalkSport』だ。マッテオ・グエンドウジ、エミール・スミス・ロウ、リース・ネルソンなど期待できる若手は今もいるが、同メディアは言い訳できない4選手の放出ミスがあったと指摘する。

1.セルジュ・ニャブリ(バイエルン/FW)



何と言っても悔やまれるのがニャブリの放出だ。ニャブリは2011年よりアーセナルの下部組織でプレイしてきたが、トップチームで居場所を確保できず2016年にブレーメンへ移籍。その1年後にはドイツ王者バイエルンへ向かい、ホッフェンハイムへのレンタル移籍を挟んでバイエルンの主力アタッカーへと成長した。今となってはアリエン・ロッベンやフランク・リベリの後継者候補と目されており、アーセナルがこの逸材を活かせなかったのは痛い。

2.イスマエル・ベナセル(エンポリ/MF)



今夏セリエAのミランはアーセナルのMFルーカス・トレイラ獲得に興味を示していたのだが、最終的には獲得を断念。その代わりに目をつけたのがエンポリでプレイする21歳のベナセルだった。そしてこのベナセルという選手、2015年にアーセナルの下部組織に加わった選手なのだ。結局トップチームには入れず2017年にエンポリへ向かうことになり、その選手がトレイラの代わりに狙われている状況は何とも興味深い。エンポリでのパフォーマンスも評価されており、ベナセルも放出したのはもったいなかった。

3.ジェフ・レーヌ・アデレード(アンジェ/MF)



この名前を聞いたことがある人は多いはずだ。アデレードはアーセナルの下部組織でも才能が評価され、FA杯でプレイした経験もある。しかし指揮官ウナイ・エメリはアデレードにプレイタイムを約束することができず、アデレードは昨夏にフランスのアンジェへ向かった。アンジェでは昨季35試合に出場して3得点3アシストの成績を残しており、今夏には東京五輪出場を懸けたU-21欧州選手権にフランス代表の一員として出場。アンジェ移籍後は評価が上がっており、第2のニャブリとなる可能性も考えられる。

4.ドニエル・マレン(PSV/FW)



マレンのキャリアは非常に興味深い。マレンはアヤックスの下部組織でプレイしていたのだが、2015年にアーセナルが獲得。ところが、その2年後にはアヤックスのライバルクラブであるPSVに手放してしまう。アーセナルはマレンに新たな契約を申し入れていたようなのだが、納得させるには至らなかったのだ。そのマレンは昨季エールディヴィジで10得点4アシストの成績を残しており、20歳のオランダ人FWはアーセナルでも結果を残せたはずだ。こちらも痛い放出だったか。


リーグ制覇を求められる中で若手にチャンスを与えていくのは難しいミッションだが、近年はアーセナルが優秀な若手を安価で手放す傾向が目立つ。同メディアはこれを問題視しているようで、ここは改善が必要なポイントと言えよう。

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