今夏レアル・マドリードへの移籍話が浮上しているトッテナムのMFクリスティアン・エリクセン。2013年にアヤックスからやってきたデンマーク人は加入後すぐに定位置を掴み、この6年間で押しも押されもせぬ主力選手に成長した。クラブとしては手塩にかけて育てたこの27歳をどうにかして残留させたいところだろう。
しかし、クラブOBのオズワルド・アルディレス氏はたとえレアル移籍が破談に終わったとしても、エリクセンは別クラブへの移籍を望むだろうと主張している。同氏は英『talkSPORT』に対して次のように語った。
「エリクセンは別のクラブに行きたいと思っている。そうなれば、トッテナムが彼を引き留めることはできないし、慰留は時間の無駄だ。彼がここで幸せじゃないと言うつもりはないよ。ただ、彼は新たな挑戦を求めているんだ」
アルディレス氏はエリクセンがトッテナムでやり残したことはないと感じている可能性を指摘している。同氏の個人的な推測でしかないが、もしそうなら来季チームに残ったとしてもモチベーションは低いだろう。今季までのパフォーマンスを維持できるかは怪しいところだ。
今季は公式戦51試合に出場し、トッテナムのプレミアトップ4フィニッシュやCL準優勝に貢献したエリクセン。はたして、彼は来季どこでプレイしているのだろうか。27歳の選択に注目が集まる。
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