気性の荒さに不安も? ユーヴェの新MFにブラン「はっきりとした個性ある」

ユヴェントスへ加わるラビオ photo/Getty Images

やや扱いにくい部分も

先日ユヴェントスがフリーで獲得に成功したMFアドリエン・ラビオは、トップレベルの技術を持つ天才肌のMFだ。しかし、やや扱いにくいところがあると考えられている。

昨夏のロシアワールドカップではフランス代表の最終メンバーから漏れ、予備メンバーの方に入ることになった。ところが、ラビオはこれを拒否。代表監督ディディエ・デシャンのやり方を批判することになり、亀裂が生じてしまった。

またパリ・サンジェルマンでは契約を延長する考えがないことを示したため、最終的に干されることになってしまった。これはラビオだけの責任ではないが、代表とクラブでの一件からラビオは扱いにくい選手と捉えられているところがある。
伊『Gazzetta dello Sport』によると、パリ・サンジェルマンでラビオを指導したローラン・ブランもユヴェントスがきっちりと監督していく必要があると語っている。能力は確かだが、やや気性が荒い部分があると認めているのだ。

「彼のキャラクターを心配すべきか?確かに、彼にははっきりとした個性がある。ただ、個性があることは欠点ではない。彼は素晴らしい選手の素質を備えている。アドリエンは気性が荒いところもある。だけどそれはビッグクラブに欠かせないものでもある。24歳にしては幼いかもしれないが、パリでのシチュエーションについては適切な分析をすべきだよ」

パリの一件についてはラビオだけに責任があるわけではない。とはいえ、代表での一件を考えると頭に血が上りやすい部分があるのも事実だろう。ブランはラビオをボックス・トゥ・ボックスの選手と評しており、攻守両面で能力を活かせる起用法を求めている。ユヴェントスにはアーロン・ラムジーも加わったが、指揮するマウリツィオ・サッリはラビオをどうコントロールするつもりなのか。舵取りを間違えば、不満が爆発するなんてこともあるだろう。

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