アーセナルは”19歳”の若手アタッカーを信頼すべき? ザハとの比較が面白い

ホッフェンハイムで活躍したネルソン photo/Getty Images

ドイツでのレンタル移籍で急成長

アーセナルには新たなウイングが必要と言われており、今夏にも何名か候補者がリストアップされてきた。現在頻繁に噂されているのはクリスタル・パレスFWウィルフリード・ザハで、プレミアリーグを代表するドリブラーを獲得できれば大きな戦力となるのは間違いない。

とはいえクリスタル・パレスは高額な移籍金を求めており、獲得を実現するのは簡単ではない。そんなアーセナルに、英『The Sun』が別角度からの提案をしている。それは、ザハの代わりにホッフェンハイムへレンタル移籍していたFWリース・ネルソンを信じるというものだ。

ネルソンはホッフェンハイムで途中出場からゴールを量産し、2018-19シーズン前半戦に大きな注目を集めた。アーセナルサポーターも新シーズンの働きに期待しているに違いない。
「アーセナルはザハに5500万ポンドを支払うべきか?それともネルソンがステップアップするべき時か?」と同メディアは取り上げているのだが、2人のデータを比較してみるとなかなか興味深い。

2018-19シーズンはザハがリーグ戦で3040分、ネルソンが628分間出場しており、プレイタイムには差がある。しかし得点数ではザハが10得点、ネルソンが7得点と大きな差がない。ザハが304分間に1点のペースでネットを揺らしているのに対し、ネルソンは90分間に1点とかなりのハイペースだ。

また、1試合平均のチャンスメイク数はザハが1.6回、ネルソンは2.3回だ。ドリブル成功率もザハが45.4%、ネルソンが48.5%とこちらも悪くない。ネルソンはアーセナルで信頼を得るにふさわしいタレントと言えよう。

サポーターからはザハもネルソンも必要との声が出ているが、ザハ獲得が実現しない場合はネルソンに頼るのも良いだろう。プレミアとブンデスでは違いがあるものの、ネルソンは1年で大きく飛躍した。

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