前半戦”アーセナル最高のDF”だった男を襲った悪夢 「マーカスから連絡が」

アーセナルのホールディング photo/Getty Images

昨年12月に大怪我

昨季前半戦、アーセナルDFロブ・ホールディングは最高の働きを見せていた。ホールディングの出場した試合はチームの守備も安定し、無敗期間も伸びた。ウナイ・エメリの下で23歳のセンターバックが伸びていたのは間違いなく、ホールディングの成長をサポーターも喜んでいたことだろう。

しかし、ホールディングを悪夢が襲う。昨年12月、マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードと接触した際に膝の前十字靱帯を断裂する大怪我を負って長期離脱することになってしまった。ホールディングを失ったことがアーセナルの勢いを止める一因にもなり、ヨーロッパリーグ決勝のチェルシー戦など重要なゲームにホールディングがいれば結果は変わっていたかもしれない。

ホールディングもポジションを確保しようかというタイミングでの怪我だったこともあり、ショックは大きかったはずだ。それでも、ラッシュフォードに恨みの感情は抱いていない。英『Manchester Evening News』によると、ラッシュフォードはすぐにホールディングへメッセージを送ったという。怪我を負わせてしまったことへの謝罪だ。
「マーカスは怪我のことについてメッセージを送ってきたよ。怪我のことを聞いて残念だ。悪意はなかったとね。僕も個人的な攻撃とは受け取っていないし、これもフットボールだ。心配するな。これもフットボールだ。タックルではなく、少しばかり衝突してしまったのだと彼に送ったよ」

ホールディングはこのように語っており、ラッシュフォードとの接触はあくまでアクシデントだったと強調している。ホールディングは来季こそ自身の地位をしっかりと固めたいところで、早く万全の姿を見せてほしい。

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