ビダルに代わる”大型ファイター” バイエルンで最も過小評価されている男

ドイツ代表にも選ばれるゴレツカ photo/Getty Images

中盤の新たな軸に

先日発表されたバイエルンサポーターが選ぶ年間最優秀選手賞は、23歳のFWセルジュ・ニャブリが受賞した。縦への爆発的な加速力を誇るニャブリの選出は妥当とも言えるが、ニャブリにも負けず劣らずの結果を残した選手がいる。

2018年1月よりバイエルンでプレイするMFレオン・ゴレツカだ。ゴレツカは守備的MFから攻撃的MF、サイドバックを担当する時まであり、指揮官ニコ・コバチのあらゆる要求に応えてきた。その中でしっかりと結果も残しており、2018-19シーズンはキャリアハイとなるリーグ戦8得点を記録。この数字はロベルト・レヴァンドフスキ、ニャブリに次ぐチーム3番目に多いものだ。

ブンデスリーガ公式も、ゴレツカを「バイエルンで最も過小評価された選手か?」と取り上げている。得点部分だけでなく、ゴレツカはパス成功率90.4%、1試合平均走行距離11.6kmなど印象的な数字を残しており、バイエルンの中盤から抜けたアルトゥーロ・ビダルのような役割をこなしている。
189cmとサイズがあることも強みになっており、中盤にゴレツカが構える意味は大きい。24歳という年齢を考えると、全盛期を迎えるのはここからだ。バイエルンの中盤にはチアゴ・アルカンタラ、ハビ・マルティネスなど実力者が揃うが、ゴレツカもさらに存在感を増していくはずだ。

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