ベイル、ロッベン級の才能も? アフリカネーションズカップ注目の若き”5名”

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シャルルロワでプレイするオシムヘン photo/Getty Images

アフリカNO.1争いの戦いも見逃せない

アフリカネーションズカップのグループステージも第2節へと突入しているが、ここで今大会注目すべき若手選手を紹介しておきたい。エジプト代表のモハメド・サラーやセネガル代表のサディオ・マネらは大会の主役候補だが、彼ら以外にも優れたタレントがいるのだ。

今回英『FourFourTwo』はプレミアリーグにやってくる可能性がある選手を数名リストアップしているのだが、いずれも今後のブレイクが楽しみな選手ばかりだ。

1.ヴィクター・オシムヘン(ナイジェリア/FW/20歳)

ナイジェリア代表ではレスター・シティでプレイするケレチ・イヘアナチョがメンバーから漏れたが、そこに割って入ったのがベルギーのシャルルロワでプレイするオシムヘンだ。ナイジェリアは2015年にU-17ワールドカップを制しており、その大会でオシムヘンは10得点を挙げて大会得点王に輝いている。

その後ヴォルフスブルクへ移籍するのだが、全く結果を残せず、2018-19シーズンはシャルルロワにレンタル移籍し、そこで20得点を記録。自信を取り戻し、今大会での大ブレイクを狙う。

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ノゼア・マズラウィ photo/Getty Images

ユセフ・アタル photo/Getty Images

2.ノゼア・マズラウィ(モロッコ/DF/21歳)



モロッコといえば、やはりアヤックスで大ブレイクしたMFハキム・ツィエクが1番の注目選手だ。しかし、同じアヤックスで活躍する右サイドバックのマズラウィも忘れてはならない。中盤も担当するマズラウィは高い技術が持ち味の1つで、攻撃参加のクオリティも高い。

第1戦はベンチから見守ったが、同メディアはスタメン奪取の日も近いと見ている。近いうちにアヤックスから羽ばたくであろう選手の1人だ。

3.ユセフ・アタル(アルジェリア/DF/23歳)



アタルの2018-19シーズンは非常に興味深いもので、所属するフランスのニースでは基本的に右のサイドバックを担当してきた。しかし、アタルはドリブルも得意とする超攻撃型プレイヤーだ。4月28日のギャンガン戦では右のウイングに入り、ハットトリックを記録している。

この攻撃力から同メディアはレアル・マドリードのガレス・ベイルと重ねており、サイドバックながらウイングまで担当できてしまう攻撃力は共通点だ。すでにトッテナムやチェルシーが目をつけているようで、ステップアップの時は近い。

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マクスウェル・コルネ photo/Getty Images

サムエル・チュクウェゼ(右) photo/Getty Images

4.マクスウェル・コルネ(コートジボワール/FW/22歳)



フランスのリヨンでプレイするコルネは、今季リーグ・アンで7得点5アシストを記録したサイドアタッカーだ。すでにリヴァプールが目をつけており、同メディアも次なるコートジボワール黄金世代の1人と期待をかける。

しかし、やや不運なのがチームメイトにクリスタル・パレスFWウィルフリード・ザハ、リールFWニコラ・ペペがいることだ。驚異の突破力を誇る2人が揃っているため、コルネがコートジボワールでポジションを奪取するのは簡単ではない。それでもクオリティは評価されており、この層の厚さもコートジボワールが期待されている理由なのだろう。

5.サムエル・チュクウェゼ(ナイジェリア/FW/20歳)



リーガ・エスパニョーラの大ブレイク選手として一気に有名な存在となったチュクウェゼは、ナイジェリアのロッベンとも言われるレフティーのアタッカーだ。先ほど紹介したオシムヘンとともに2015年のU-17ワールドカップを制しており、ナイジェリアにも期待の若手は多い。

今大会も初戦からフル出場を果たしており、ナイジェリアの主役となる日はもうすぐだ。


現在開催されているコパ・アメリカも盛り上がりを見せているが、アフリカ最強を決めるアフリカネーションズカップも面白い。今後ブレイクを果たす若手も数多く出てくるはずで、未来のスターが躍動の時を待っている。

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