新SDの手腕次第? ユヴェントスGKはイタリアとスペインどちらを選ぶ

ユヴェントス退団が濃厚なペリン photo/Getty Images

争奪戦を制するのは……

パリ・サンジェルマンを退団したGKジャンルイジ・ブッフォンの復帰が濃厚となったユヴェントス。クラブのレジェンドであるベテラン守護神帰還の可能性が浮上したことに、トリノのファンは歓喜していることだろう。しかし、その陰ではチームを去る者もいる。GKマッティア・ペリンの周囲が騒がしくなってきたようだ。

昨夏、ジェノアからユヴェントスに加入したペリン。当初はヴォイチェフ・シュチェスニーと正守護神の座を争うライバルとして期待されたものの、終わってみれば出場は9試合。重要な試合での起用は1度もなく、かつてイタリアきっての新鋭GKだった男は不本意なシーズンを送ることとなってしまった。しかし現在、そんな彼をめぐってスペインとイタリアのクラブが争奪戦を繰り広げているという。

伊『calciomercato』によると、ローマとセビージャがペリンの獲得に関心を寄せているとのこと。移籍金は1100万ユーロ(約13億5000万円)程度と見込まれるが、どちらのクラブに軍配が上がるのか。両クラブは今季から新しいスポーツディレクターを招いている。セビージャはモンチ氏、ローマはジャンルカ・ペトラーキ氏だ。双方ともに敏腕SDとして知られるだけに、その手腕が注目される。
この2クラブでも、ローマはペリン確保に必死だろう。今季はリヴァプールへと移籍したアリソン・ベッカーの後釜守護神としてロビン・オルセンを獲得したものの、彼のパフォーマンスは不安定だった。シーズン終盤こそアントニオ・ミランテがゴールマウスを守り急場をしのいだが、彼も35歳のベテラン。長期的に正守護神を務めることのできる人材は是が非でも確保しておきたい状況だ。

はたして、ペリンは来季どこでプレイしているのか。再びジェノア時代のような輝きを取り戻してほしいところだ。

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