今季最高の1人をなぜライバルに? レアルファンは”禁断の移籍”に不満

アトレティコへ向かうM・ジョレンテ photo/Getty Images

24歳のMFがアトレティコへ

今夏に大幅なチーム改革へ動いているレアル・マドリードは、エデン・アザールやルカ・ヨビッチの獲得をまとめる一方で余剰人員の放出にも着手している。その第一歩としてMFマルコス・ジョレンテを売却したのだが、その行き先はライバルであるアトレティコ・マドリードだ。いわゆる禁断の移籍で、サポーターとしてはどこか納得できない部分もあるだろう。

ジョレンテはレアルでポジションを確保していたわけではないが、2018-19シーズンは途中まで指揮を執ったサンティアゴ・ソラーリから信頼されていた。カゼミロの代役としてアンカーを任され、クラブワールドカップ制覇にも貢献。カゼミロのバックアッパーとして信用できる存在ではないかとの期待も広がった。

しかし、指揮官に復帰したジネディーヌ・ジダンはジョレンテを構想に含めなかった。英『Daily Mail』がSNS上の意見をまとめているが、売却の判断に一部のサポーターは納得していないようだ。24歳のジョレンテにはまだ成長する余地があり、そんな有望株をあえてライバルに渡す必要があったのかと不満の声も挙がっている。
「ジョレンテは今季のベストプレイヤーの1人だった」

「この市場におけるマドリード最悪の決断だ」

「将来性あるタレントをライバルに売るのか!?」

「大きな過ちだ。1、2年後にはジョレンテも1億ユーロの選手になる」

果たしてこの決断がレアルを苦しめることになるのか。ジョレンテは自身の価値をアピールしようと燃えているはずだ。

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