22日にコパ・アメリカ2019のグループリーグ第2節が行われ、グループCのエクアドル代表とチリ代表が激突した。
先手を取ったのはチリだ。8分、CKの流れからこぼれ球にフエンサリダが反応。豪快に右足を振り抜くと、ボールは左ポストの内側に当たったのちゴールへと吸い込まれた。第1節日本戦の勢いそのままにチリが先制点を奪う。
1点ビハインドとなったエクアドルは反撃に出たいが、チリの強固なブロックを前になかなか突破口を開けない。しかし、チャンスは突然やってきた。24分、味方のスルーパスに反応したメンデスが、相手ペナルティエリア内でチリのGKアリアスに倒されPKを獲得。これをエネル・バレンシアが冷静に決め、スコアをタイに戻した。前半はこのまま終了し、1-1で試合を折り返すこととなった。
後半も先に点を奪ったのはチリ。51分、右サイドからアランギスがクロスを供給すると、ボールはペナルティエリア内でフリーとなっていたサンチェスの足元へ。落ち際を叩いたボレーシュートはGKドミンゲスの手をかすめ、ゴールネットに突き刺さった。エースの2試合連続となるゴールでチリが勝ち越しに成功する。
攻撃の手を緩めないチリは64分、CKからプルガルが強烈なヘディングシュートを放つ。しかし、これはGKドミンゲスが横っ飛びで好セーブ。エクアドルも負けじと意地を見せる。
その後は一進一退の攻防が続いたものの、そのまま試合終了のホイッスル。手堅くゲームを進めたチリがグループリーグ2連勝を飾り、決勝トーナメント進出を決めた。
[メンバー]
エクアドル:ドミンゲス、アルボレダ、ベラスコ、ラミレス、アチリエル(→退場 89)、グルエソ、オレフエラ、メンデス(→アントニオ・バレンシア 60)、ロマリオ・イバーラ(→ガルセス 69)、メナ(→プレシアード 82)、エネル・バレンシア
チリ:アリアス、マリパン、ボーセジュール、メデル、ビダル(→ハラ 90+2)、プルガル、アランギス、フエンサリダ(→ディアス 70)、サンチェス、バルガス(→エルナンデス 86)
[スコア]
エクアドル 1-2 チリ
[得点者]
エクアドル:エネル・バレンシア(26)
チリ:フエンサリダ(8)、サンチェス(51)
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