S・ラモスは退団したらどこへ? マンU、PSG、最も可能性高い行き先は

レアルのセルヒオ・ラモス  photo/Getty Images

浮上したレアル退団説

長くレアル・マドリードを支えてきたDFセルヒオ・ラモスに今夏の退団話が持ち上がった。今季レアルは残念な結果に終わったが、ラモスの評価が急落したわけではない。今でもワールドクラスのセンターバックであり、新天地でも最終ラインを束ねる存在となるだろう。

では、仮に退団する場合はどこへ向かうのか。『90min』が噂される新天地候補も含め、可能性が高い行き先をいくつかリストアップしている。

まず最初はリヴァプールだ。リヴァプールもラモス獲得に興味を示すのではと言われているクラブで、フィルジル・ファン・ダイクとラモスのセンターバックは間違いなく世界最強コンビとなる。しかし、リヴァプールは昨季チャンピオンズリーグ決勝でラモスにFWモハメド・サラーを潰された過去がある。これをサポーターが許すとは思えず、噂される中では最も可能性が低い行き先と言えよう。
マンチェスター・ユナイテッドも候補だ。ラモスのマンU行きは過去にも噂になったことがあり、今もマンUの守備は安定していない。ワールドクラスのセンターバック確保は今夏のメインターゲットとも言える。しかし、マンUはベテラン選手の獲得に慎重になっている。アレクシス・サンチェスの一件があるため、ベテラン選手に高額な年俸を支払うことに抵抗があるのではないかと同メディアは見ている。これはラモスだけではなく、ガレス・ベイルにも言えることだ。

パリ・サンジェルマンも候補地だが、パリにはすでにベテランのチアゴ・シウバがいる。クラブの未来を考えるとラモスとチアゴ・シウバを並べることを嫌がるのではないかと同メディアは伝えており、実現の可能性は50%との読みだ。

そして同メディアが最も可能性が高いと予想したのは、イタリア王者ユヴェントスだ。ユヴェントスはジョルジョ・キエッリーニ、レオナルド・ボヌッチの2人を抱えているため、ベテランのラモスが必要なのかは微妙なところ。しかし同メディアはアンドレア・ピルロなど、ユヴェントスがベテラン選手の扱いに慣れていると伝え、セリエAのプレイスピードもベテランになったラモスに合うのではないかと見ている。さらにチームにはクリスティアーノ・ロナウドがいるため、ドレッシングルームにも溶け込みやすいだろう。

どこへ向かうとしてもラモスのレアル退団はビッグニュースとなるが、今夏に動きは起こるのだろうか。ラモスはこれまでセビージャ、レアルとスペインのクラブでしかプレイしていないため、国外のクラブでどんなパフォーマンスを見せてくれるのかも気になるところだ。

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