[MIXゾーン]広島の期待若手MF松本泰志が明かしたコパ・アメリカへの思い

コパ・アメリカ、そして東京五輪で活躍が期待される松本 photo/Getty Images

A代表初選出で「緊張感」を持って臨んだ浦和戦

サンフレッチェ広島は26日、明治安田生命J1リーグ第13節で、浦和レッズと対戦。アウェイでの戦いながら前後半に2点ずつを奪い、4-0の快勝を収めた。この結果、リーグ戦で6試合ぶりの白星を手にし、7位に順位を押し上げている。

先日、JFA(日本サッカー協会)から発表されたコパ・アメリカへ臨む日本代表メンバーに選ばれ、A代表に初めて名を連ねることとなった20歳の広島MF松本泰志。浦和戦でフル出場を果たすと、ボランチのポジションから果敢に攻撃参加するなど、存在感を発揮して勝利に貢献している。そんな期待の若手MFが、試合後のインタビューに応じた。

まず、試合を「チームとしてやるべきことが各々できていて、連敗が続いていた中でのこの勝利はデカかったと思います。今まではすごく(ボランチとして)バランスをとっていたんですけど、今日はうまいこと(川辺)駿くんがバランスをとってくれて、僕が攻撃に出る機会を増やしてくれました。そこは駿くんに感謝しています」と振り返った。そして、この試合ではドリブルやカットインで仕掛ける場面も多々見られたが、そのことについても「そうですね。あんなにドリブルをしたのも高校以来なんで(笑)。まあよかったかなと思います」とコメントしている。
これまでリーグ戦では控えだった選手が結果を残すなど、素晴らしい競争心やポジション争いが生まれている広島。松本は「控えの選手も本当にすごくいい選手ばかりですし、一日一日、一試合一試合が気を抜けない。そういう面では毎日刺激になっています。ただ、自分が良いパフォーマンスをすれば変わることはないし、勝利すれば変わることはないと思うので、このまま勝ち続けられればなと思います」や「このチームはACLとリーグ戦で(メンバーを入れ替えて)切磋琢磨していて、チームとしていい状況になっています。このまま続けていけば、チームはもっといい方向へ向かっていくんじゃないかなと思います」と明かした。

最後にコパ・アメリカへの思いを「選ばれた時は素直に嬉しかったですし、代表を背負うからには今日の試合も結構緊張感はありました。でも行くからにはやっぱりしっかり自分らしく、いいプレイを出したいですし、そこでできなきゃ話にならない。(南米の選手は)身体的な部分もすごいと思いますし、スピーディな攻撃とかもすごいと思う。そこに負けないように運動量だったり、守備だったりを粘り強くやって、個人としても攻撃の起点とかになれればなと思います」と語った松本。南米のA代表選手たちを相手にどれだけやれるか見ものだ。今後の活躍にも注目が集まる。

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