クラブをさまよう若き天才 かつては“ロナウドの後継者”と呼ばれたが…… 

来季、どこでプレイするか不透明なA・シウバ photo/Getty Images

セビージャに別れを告げる

セビージャはレンタル移籍で加入していたポルトガル代表FWアンドレ・シウバの買い取りオプションを行使しなようだ。

現在23歳のA・シウバはポルトガル代表の各年代でプレイし、2016年9月に20歳ながらA代表デビュー。昨夏に行われたロシアW杯でも登録メンバーに選ばれるなど、これまで33キャップを記録し、15ゴールを記録している。こういった活躍もあり、母国の英雄であるクリスティアーノ・ロナウドの後継者と呼ばれることも少なくない。ロナウド本人も同選手の実力を認めるほどの天才だ。クラブでも下部組織時代から過ごしたポルトを、2016-17シーズンにチャンピオンズリーグのベスト16へ導いたほか、同シーズンはリーグ戦32試合に出場して16ゴール6アシストと素晴らしい結果を残している。

そんな若き逸材に目をつけたのが、名門復活を目指すミランだ。2017年夏に3800万ユーロの移籍金(ボーナス込み)で獲得した。大きな期待を背負ってミランへ加入したA・シウバだが、新天地のイタリアでは大苦戦。リーグ戦24試合に出場するもわずか2ゴールしか挙げることができず、昨夏の移籍市場でセビージャへレンタル移籍することとなった。

心機一転、今季はスペインでプレイすることとなったA・シウバは、ミランでの不振が嘘のように、リーガ・エスパニョーラのデビュー戦でハットトリックの大活躍。その後も結果を残しており、第7節終了時点で7ゴールを記録していた。しかし、今季中盤戦から徐々に低迷していき、今年4月以降は負傷離脱もあり、最終的に27試合9ゴール2アシストで2018-19シーズンをフィニッシュ。一時はセビージャが買い取りオプションを行使し、新シーズンから正式メンバーとして迎えようとしているとの噂もあったが、スペイン『MARCA』などによると、怪我の影響も考慮して完全移籍の話は破談に終わってしまったという。

そんなA・シウバが21日に自身のInstagramを更新。「1つのシーズンが終わった。信じられないような歓迎をしてくれたセビージャには感謝しているよ。僕はこのクラブや街のスピリットを愛していた。未来が素晴らしいものになることを願っているよ」と綴り、セビージャへ別れを告げている。近年、クラブを転々とするA・シウバ。本来の所属先であるミランとの契約は2022年6月まで残っているため、ひとまずイタリアへ戻ることになりそうだが、はたして来季はどこでプレイすることとなるのか。

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