ヴェンゲルは昨年に拒否していた? 今冬アーセナル入りのMFは結果残せず

アーセナルに加わっていたデニス・スアレス photo/Getty Images

バルセロナからのレンタルで加わったが……

トップ4入りへ向けて戦力増強を狙っていた今冬のアーセナルは、バルセロナで出番を失っていたMFデニス・スアレスをレンタルで獲得する判断を下した。デニス・スアレスと指揮官ウナイ・エメリは共に仕事をした経験があり、エメリ流を知るデニス・スアレスならばスムーズにフィットできるのではないかとの期待もあった。

ところが、デニス・スアレスは全く戦力にならなかった。プレイタイムは僅か95分に留まり、怪我もあって今季中には復帰しないことが発表されている。結局デニス・スアレスしか補強できなかったわけだが、アーセナルにどのようなプランがあったのかは謎だ。

英『METRO』によれば、アーセナルは昨年にもデニス・スアレス獲得案が浮上したという。同じくレンタルで獲得する案だったようだが、これを当時の指揮官アーセン・ヴェンゲルが拒否したというのだ。
昨年冬にはブライトン、サウサンプトンも興味を示したようだが、結局デニス・スアレスはバルセロナに残った。ヴェンゲルはデニス・スアレスがアーセナルとプレミアリーグのスタイルにフィットしないと考えたのだろうか。

一方でヴェンゲルが昨年冬に獲得したFWピエール・エメリク・オバメヤンは見事にフィットしている。この補強は当たっていたと言える。今冬はエメリが指揮官ということもあってデニス・スアレスのレンタルが実現したが、この判断は明らかな失敗に終わってしまった。

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