マンUの怪物FWは太ったのか? 気になる”ワースト4位”の走行距離

マンUのルカク photo/Getty Images

フィットネスの部分に疑問も

現在のマンチェスター・ユナイテッドには伸び盛りのマーカス・ラッシュフォードもいるが、やはりエース級の活躍を見せてもらいたいのはロメル・ルカクだろう。ルカクの獲得にマンUは7500万ポンドも費やしており、ロシアワールドカップでも3位に入ったベルギー代表のエースはワールドクラスのストライカーと考えられている。

しかし、今季リーグ戦で奪った得点は12に留まる。トッテナムのハリー・ケインやマンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロに比べると得点力では明らかに劣る。現在のプレミアリーグで得点王を争えるレベルとは言えないだろう。

今夏には移籍の話題も出ているが、ルカクがもっと上のレベルに達するためには何をすればいいのか。英『Manchester Evening News』はフィットネスの部分に問題があると指摘する。ルカクはパワー、高さ、スピードを兼ね備えたFWと評価されているが、やや体が重いのではとの意見もある。エヴァートン時代に比べて体が大きくなった印象もあり、もう少し絞ってもいいのかもしれない。
何より不安があるのは運動量で、ルカクは今季リーグ戦での1試合平均走行距離が8.7kmに留まっている。これはプレミアリーグで4番目に少ない数字とされており、運動量は物足りない。来季どこのクラブでプレイするとしても、フィットネスの部分は改善する必要があるのだろう。

能力は疑う余地もないが、ワールドクラスと評価されるにはリーグ戦で20得点は欲しい。ベルギーの怪物がもう一歩上へ行くための条件と言えそうだ。

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