チェルシー、主力MFを売却か? バルセロナ行きの可能性浮上

ウィリアンは今冬にもバルセロナ移籍が噂された photo/Getty Images

チームの中心として活躍も

チェルシーは今季ここまでプレミアリーグで4位と来季チャンピオンズリーグ出場圏内を確保している。しかし、それに多大な貢献を果たしている選手を今夏放出するつもりのようだ。

英『The Sun』によると、チェルシーは今季終了後にブラジル代表MFウィリアンをバルセロナに売却する方向で話が進んでいるという。ウィリアンとチェルシーの現行契約は2020年までとされており、来夏のゼロ円移籍を避けるためにチェルシーはこのブラジル代表MFを売却するだろうとのことだ。

ウィリアンのバルセロナ行きが噂されたのは今回が初めてではない。今冬、バルセロナは同選手獲得のため5000万ポンドの移籍金とFWマウコムを用意。しかし、これはチェルシー側が拒否したと同メディアは伝えている。今回で2度目の交渉となるが、ウィリアンのスペイン初挑戦は決まるのだろうか。
ウィリアンは今季公式戦53試合に出場し8ゴール14アシストを記録している。チェルシーにとっては欠かせない選手であることは間違いない。彼だけでなく、チームでは絶対的エースのFWエデン・アザールがレアル・マドリードに移籍するとの話もある。今後2度の移籍市場における補強禁止処分を受ける可能性もある中、主力級のアタッカーを同時に2人も失うのはチェルシーにとって大きな打撃だ。来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得したとしても厳しい状況に立たされてしまうだろう。戦力とお金、どちらを取るかは非常に難しい問題だ。しかし、今回ばかりは戦力を選ばないとサポーターが黙っていないかもしれない。

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