インテルでの経験が大きなプラスに
今季ユヴェントスでセリエAトップレベルのサイドバックとの評価を得たDFジョアン・カンセロ。1年目からイタリア王者ユヴェントスにフィットすることになったわけだが、カンセロ本人はインテルでの経験が大きかったと考えているようなのだ。
カンセロは2017年の夏にバレンシアからインテルにレンタル移籍し、怪我がありながらも1シーズンこなした。しかしインテルはカンセロを買い取ることができず、昨夏にカンセロはユヴェントスへ向かうことになる。インテルとしては何とも悔しい結果だが、カンセロはインテルでプレイしたからこそイタリア王者ユーヴェに加わることができたと感謝を口にする。
「イタリアに来た時、最初は簡単じゃなかった。スペインではよりテクニックにスポットを当てるけど、イタリアは戦術を重視する。スパレッティは新たな概念を教えてくれたのさ。インテルでの半年間は重要だった。彼らは世界最高の指揮官の1人を抱えるイタリア最高のチームであるユヴェントスへの加入を許してくれたのだからね」
「今季は多くのことを学んだよ。世界最高の選手たちとトレーニングしたのだから。ロナウド、ドウグラス・コスタ、キエッリーニ 、ボヌッチ、ディバラ、アレックス・サンドロ、みな優れた人物でありプロフェッショナルだ。最初に衝撃を受けた選手?ピアニッチだね。彼はボールを受ける前から何をすべきか分かっているからね」
伊『Gianluca di marzio』によると、カンセロはこのように語っている。インテルでセリエAの空気を味わい、そして王者ユヴェントスへ。やや変わったルートだが、カンセロがセリエAでブレイクできたのはインテルのおかげなのかもしれない。