長友佑都、逆転優勝へ! 「ぼくらはチャンピオンになりますよ」

カイセリスポル戦で2か月ぶりに復帰した長友 photo/Getty Images

前節は移籍後初ゴール

トルコ・スュペルリグのガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都。彼は現地時間20日に行われたリーグ戦第29節カイセリスポル戦で2ヶ月ぶりに怪我から復帰を果たした。この試合、長友はヘディングで移籍後初ゴールを挙げ3-1の勝利に貢献。復活をアピールしている。

ガラタサライは現在勝ち点59の2位。首位を走るイスタンブールBBSKとの差は3ポイントと、残り5試合で逆転優勝の可能性が十分にある状況だ。それを実現させるため、長友はサポーターの支援が必要だと訴えている。

トルコ『Cumhuriyet』によると、長友はガラタサライのアカデミーに所属する選手たちとの交流会に参加。その場でサッカー少年からの「ガラタサライは今季チャンピオンになれると思いますか?」という問いに対して次のように回答した。

「エネルギーとして、地域とサポーターの支援がとても重要です。ぼくらはチームがチャンピオンになることを信じています。君たちが共にいてくれること、そして信じてくれることが重要なんです。これを続けてくれれば、ぼくらはチャンピオンになりますよ」
なんとも力強い優勝宣言を行っている。周囲からの応援が自分たちの力になると言うあたり、長友らしさが出ているといえるだろう。さらに、彼はガラタサライのファティ・テリム監督との関係についても言及している。

「ぼくらにとって、ファティ・テリム監督はとても重要な人です。イタリアと日本で彼はよく知られています。世界的で多くの成功を収めている人と一緒に仕事ができてとても嬉しいですね。戦術の知識に長けていても、選手との関係構築がうまくない監督もいるんです。その点、テリム監督とぼくらは父親と息子のようで非常にいい関係を築いていますね。彼は温かく、とても誠実な監督ですよ」

インテル時代に現地の人々から「もはやイタリア人」と称えられたコミュニケーション能力はトルコでも健在のようだ。指揮官やチームが変わると急に出場機会を失う選手もいる中、この人柄も長友が海外でプレイし続けている秘訣の1つだろう。良好な関係を築く指揮官の期待に応えるため、長友はこれからもピッチを駆け回る。

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