C・ロナウドも超える得点数! レアルに”新センターフォワード”は必要ないか

レアルのベンゼマ photo/Getty Images

ロペテギの発言通りに

昨年9月、レアル・マドリードの指揮官を務めていたフレン・ロペテギはFWカリム・ベンゼマがシーズンに30~40得点は決められると口にしていた。その発言を本気で信じた者は少なかったはずだが、ベンゼマは21日のアスレティック・ビルバオ戦でハットトリックを記録。これで今季全てのコンペティションを合わせた得点数は30点に達した。ロペテギの発言は合っていたのだ。

今季のチーム状況は残念だが、英『Evening Standard』はベンゼマが務めるセンターフォワードは改革の必要がないポジションだと主張。9番として頼もしいパフォーマンスを見せるベンゼマのことを絶賛している。

今夏にレアルが積極的な補強に動くのは間違いないが、スター選手を次々と獲得するのは難しい。改革が必要なポジションから実力者を補強していくはずで、ベンゼマが今の活躍を来季も続けてくれるならばセンターフォワードの補強は後回しにできる。
ベンゼマが格下相手に得点を量産しているとの意見もあるが、今季のベンゼマが信頼できる得点源になっているのは間違いない。レアルでのシーズンベストは2011-12シーズンに記録した32得点で、今季はあと2点でその数字に並ぶ。試合数に差はあるものの、昨季まで相棒だったユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドも今季は26得点に留まっており、ベンゼマの貢献度は評価されるべきだ。

来季もベンゼマを信用し、今夏はチャンスメイカーの補強に絞って動くのもいいかもしれない。

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