マンUに必要な夏の大改革! 奇跡を実力へと変える”6名”の新戦力候補

バルサに敗れたマンU photo/Getty Images

バルサと互角に争うために

16日にチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグでバルセロナと対戦したマンチェスター・ユナイテッドは、リオネル・メッシを中心とするバルセロナに実力の差を見せつけられて0-3の完敗を喫した。パリ・サンジェルマン戦に続く奇跡も起こるかと期待されたが、待っていたのは絶望的な結果だった。

さすがに奇跡だけでチャンピオンズリーグを制するのは難しかったのだろう。今夏は来季へ向けてしっかりと補強する必要がある。一部ではクラブのエド・ウッドワードCEOは指揮官オーレ・グンナー・スールシャールに補強資金2億ポンドを用意しているとも言われており、今夏にはスーパースターの獲得が期待される。

そこで英『TalkSport』は、今夏にマンUが獲得する可能性があるタレントを6名ピックアップ。2億ポンドを費やしても全員を揃えるのは難しいだろうが、いずれも実力者ばかり。大きな戦力アップとなるだろう。

1.カリドゥ・クリバリ(ナポリ/DF)



バルセロナ相手に3失点を喫したチームには、一流のセンターバックが必要だ。このゲームではフィル・ジョーンズとクリス・スモーリングが奮闘していたが、このペアでチャンピオンズリーグ制覇を目指すのは難しいだろう。高額な移籍金が必要だが、クリバリはワールドクラスと評価されるセンターバックだ。リヴァプールにやってきたフィルジル・ファン・ダイクと同じような効果が期待できる。

2.アーロン・ワン・ビサカ(クリスタル・パレス/DF)



サイドバックにも問題がある。このゲームで左サイドバックを任されていたアシュリー・ヤングは失点に絡むミスを犯しており、そろそろ世代交代のタイミングと見ていいだろう。左サイドバックをルーク・ショーで固定するならば、右にはヤングに代わる実力者が欲しい。クリスタル・パレスでブレイクする21歳のビサカ、さらにパリ・サンジェルマンDFトマ・ムニエも候補に挙げられている。

3.ニコラ・ペペ(リール/FW)



今季欧州で大人気なのがリールで暴れるFWペペだ。リーグ・アンでは19得点を記録しており、今夏に争奪戦になるのは間違いない。同メディアはそこにマンUも絡んでいると伝えており、獲得できれば大きい。ペペは右のウイングとしてプレイする機会が多く、右のウイングを主戦場とするアタッカーは今のマンUに欠けている。

4.ジェイドン・サンチョ(ドルトムント/MF)



こちらもペペと同じアタッカーだ。ドルトムントでブレイクするサンチョはまだ19歳で、数年後には世界最高の選手の座を争う存在になっていても不思議はない。サンチョも右サイドからチャンスメイクできる選手で、マーカス・ラッシュフォードらFW陣に大量のチャンスを提供してくれることだろう。

5.イドリッサ・ゲイェ(エヴァートン/MF)



マンUではMFアンデル・エレーラの契約が今季限りとなっており、すでにパリ・サンジェルマン行きの話題などが出ている。エレーラが退団する場合は後釜が欲しいところで、同メディアはその後継者としてゲイェを見ている。すでにプレミアリーグの環境に慣れていることも大きく、トップレベルの潰し屋だ。

6.ムサ・デンベレ(リヨン/FW)



少々驚きの候補者と言えるかもしれないが、今季リヨンでリーグ戦18得点を決めているデンベレもマンUのリストに入っているという。22歳のデンベレはセンターフォワードの選手で、今夏にロメル・ルカクやラッシュフォードの退団がある場合は獲得の必要性が出てくるかもしれない。


今のチームで補強の優先順位をつけるならば、やはり最終ラインが1番手を加えるべきエリアだろう。優秀なセンターバックとサイドバックを加え、右のウイングまで獲得できれば理想的か。奇跡などに頼らずともリーグ戦とチャンピオンズリーグ制覇を狙える陣容を作り上げること。それが今夏マンUに求められていることだ。

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