ミランのチャンスメイカーに異変 もはやスソはアンタッチャブルではない!

ミランのスソ photo/Getty Images

ウディネーゼ戦ではベンチ

2日にリーグ戦でウディネーゼと対戦したミランには、いくつかの変化があった。これまで採用してきた[4-3-3]ではなく、前線でクシシュトフ・ピョンテクとパトリック・クトローネに2トップを組ませる[4-3-1-2]で臨んだのだ。

中盤にはルーカス・ビリア、ハカン・チャルハノール、ティエムエ・バカヨコが並び、トップ下にはブラジルの才能ルーカス・パケタが入った。試合は1-1のドローに終わったが、3月の代表マッチウィークの頃より噂されていた通り、ミランを指揮するジェンナーロ・ガットゥーゾはチームに変化を加えてきた。

ただ、この布陣によって影響を受けた選手がいる。これまで右サイドからチームを支えてきたFWスソだ。近年のミランを支えてきたのは間違いなくスソだが、[4-3-1-2]の形だとチーム屈指のチャンスメイカーであるスソが得意とする右のウイングが存在しないことになる。このゲームでスソはベンチだった。
伊『Calciomercato』は、もはやスソがアンタッチャブルな存在ではなくなったと指摘している。スソも2019年に入ってからはリーグ戦で1得点決めたのみとなっているため、成績の面で見てもガットゥーゾを納得させるには少々物足りないものがある。

スソの能力を考えれば中央の位置でもプレイ可能だが、ガットゥーゾは今後チームをどう動かしていくのだろうか。

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