「いつかロナウドやメッシのレベルに」飛躍誓うユーヴェの19歳FW

エンポリ戦で決勝ゴールを決めたキーン photo/Getty Images

チームを救った若き逸材

ユヴェントスは30日、セリエA第29節でエンポリをホームへ迎え入れた。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの負傷欠場の影響もあってか、なかなかゴールを奪えずに苦しい展開が続いたが、チームを救ったのは今勢いに乗る若きストライカーだった。

マッシミリアーノ・アッレグリ監督はスコアレスで迎えた69分、沈黙を破るべく19歳のイタリア代表FWモイーズ・キーンを投入。すると、先の代表ウィークで2戦2発と結果を残したこの逸材が、指揮官の期待に応えて見せた。出場直後の71分、マリオ・マンジュキッチが頭で落としたボールに反応したキーンは、ダイレクトで思い切って右足を振り抜き、ゴールネットを揺らしたのだ。このゴールが決勝点となり、ユヴェントスが1-0でエンポリを撃破している。

試合後、伊『sky sport』のインタビューに応じたキーンは「週末の試合で実力を証明するためには、ハードワークが僕ができる唯一の方法なんだ」と明かした。そして「クリスティアーノ・ロナウドやメッシにだってなれる」と述べたアッレグリのコメントについて聞かれると「もし監督がそう言うのであれば、本当かもね。ただ、僕はクリスティアーノでも、メッシでもない。でも一生懸命に努力して、いつの日か彼らのレベルに到達したいね」とコメント。謙虚な姿勢で、さらなる成長と飛躍を誓った。

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