衰え知らずの36歳! クアリアレッラ、伊代表の最年長得点記録を更新

ゴール後に喜びを爆発させるクアリアレッラ photo/Getty Images

「年齢を感じることはない」

今季セリエAで再ブレイクを果たし、36歳ながらイタリア代表へ復帰したサンプドリアFWファビオ・クアリアレッラが、同国の歴史に名を刻んだ。

イタリア代表は26日、EURO2020予選のグループJ第2節でリヒテンシュタイン代表と対戦。2月に行なった強化合宿に続いて、今回も同代表の招集メンバーに選ばれたクアリアレッラはこの一戦で、2010年以来のスタメン出場を果たした。する、と35分と前半アディショナルタイムにPKを落ち着いて沈め、70分にはモイーズ・キーンのゴールをアシスト。2ゴール1アシストの活躍で、6-0の大勝に貢献した。

2010年9月に行われたフェロー諸島戦以来、約8年半ぶりに代表戦でゴールを決めたクアリアレッラ。データサイト『opta』によると、36歳54日でのゴールは、クリスティアン・パヌッチ氏の記録(35歳62日)を更新し、同国代表史上最年長記録となるゴールだという。
試合後、偉業を達成したクアリアレッラ は伊『Rai Sport』のインタビューで「2つゴールを奪うことができたし、素晴らしい夜になったよ。チームメイトたちが後半に3点目を取らせてくれようとしていたし、彼らには感謝している。長い間代表でプレイしていなかったけど、ここへ戻ってくることができて、チームを助けることができて最高の気分さ」と喜びを語っている。

そして、PKのキッカーを務めた際の裏話も「ジョルジーニョとボヌッチがPKキッカーの担当だったんだ。でも、彼らが私にゴールを取らせようと譲ってくれた。二人には感謝したいね。今夜を楽しめよとも言ってくれたよ」と明かした。

衰えるどころか、歳を重ねて経験を積むごとに凄みが増しているクアリアレッラ。さらに「私は36歳になったが、年齢を感じることはないよ。幸せだし、フィジカルコンディションもいい。いつでも動けるようによくトレーニングに励んでいるしね。シーズンを通して私をチェックしてくれて、このチャンスを与えてくれたマンチーニ監督にも感謝しているよ」とも述べている。

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