ユーヴェ逸材FW、イタリア史上2番目の若さで初得点もまだまだ満足せず?

ゴールが決まり、喜びを爆発させるキーン photo/Getty Images

破ることができる記録はまだまだある

イタリア代表は23日、EURO2020予選のグループJ第1節でフィンランド代表と対戦。前後半に1点ずつを奪ったイタリア代表は、2-0でフィンランド代表を撃破し、本大会出場へ向けて見事白星発進を決めている。

昨年11月にイタリア代表のA代表デビューを飾ったユヴェントスの若き逸材FWモイーズ・キーン(19)は、この一戦で初スタメンを飾ると、ロベルト・マンチーニ監督の期待に応えて見せた。1点リードして迎えた74分、スルーパスからペナルティエリア内で侵入すると、GKの動きを冷静に見極めてゴール左に流し込んだ。

データサイト『opta』によると、19歳23日でイタリア代表初ゴールを記録したキーン。1958年に18歳258日で初ゴールを決めたブルーノ・ニコル氏に次いで、イタリア代表史上2番目の若さでの初ゴールとのことだ。ACミランで活躍したジャンニ・リベラ氏(19歳106日)やイタリア最高のストライカーとも言われるジュゼッペ・メアッツァ氏(19歳170日)といったレジェンド超えを達成した。
試合後、伊『Rai sport』のインタビューに応じたキーンは「僕は常に準備し、毎日トレーニングを積んできた。だから、その時が来る覚悟はできていたよ」と述べつつ「喜び以上に、ハドーワークを続けていくためのさらなるモチベーションになったかな。僕が破ることができる記録は、まだまだたくさんあるからね。僕はそれらを破るつもりだよ」と今後のさらなる飛躍も誓っている。

イタリア代表の最年少得点記録上位5名は以下の通り

1位 ブルーノ・ニコル 18歳258日
2位 モイーズ・キーン 19歳23日
3位 ジャンニ・リベラ 19歳106日
4位 カルロ・ランピーニ 19歳166日
5位 ジュゼッペ・メアッツァ 19歳170日

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