ベイルの未来はまだレアルにあるのか 「ジダン復帰は悪いニュースかと……」

レアルのベイル photo/Getty Images

セルタ戦では1得点

今度こそレアル・マドリードでの最後のシーズンとなるのではないか。今季何かとサポーターから批判を浴びていたFWガレス・ベイルには、イングランド復帰案など様々な噂が流れていた。ここ最近はスペイン語を習得していないためチームメイトとのコミュニケーションに問題があるといった意見も浮上し、レアルでのベイルの状態は決して理想的とは思えないものだった。

それに加え、レアルはジネディーヌ・ジダンの指揮官復帰を発表。ベイルは昨季チャンピオンズリーグ決勝のリヴァプール戦で華麗なオーバーヘッドを含む2得点でジダンにトロフィーをプレゼントしたものの、ベンチスタートだったことには不満を露わにしていた。不仲説まであり、ベイルも以前イライラしたと素直な気持ちを明かしてる。ジダン復帰でベイルの退団が加速すると考えた者も多いはずだ。

しかし、ベイルはジダン復帰後の初陣となったセルタ戦に先発出場し、1得点を決める活躍を見せた。また2月のレバンテ戦ではチームメイトと得点を一緒に祝福しなかったことが話題を呼んだが、今回はそうしたトラブルもなかった。これに英『Daily Mirror』は、まだベイルの未来がレアルにあるのではないかと伝えている。
「多くの者はジダン復帰はベイルにとって悪いニュースにしかならないと考えただろう。2人の関係にはアップダウンがあり、ベイルが再びジダンと仕事をすることを喜ばないだろうと考えられた。今夏にはチームを去るといった噂も再び流れた。しかし、2-0で勝利したセルタ戦でのベイルの姿勢はまだ彼の未来がレアルにあるかもしれないことを示しており、ベイルもチームの2点目を喜んでいたように見えた」

同メディアはこのように伝えており、再びレアルで重要な存在になるのではないかと期待をかけている。昨季とは違い、今はクリスティアーノ・ロナウドがいない。ジダンがベイルを重要視しても不思議はない状況で、もう1度サポーターのハートを取り戻せるのか注目だ。

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