イカルディ不在を感じさせなかった若きストライカー インテル指揮官も絶賛

決勝ゴールを決めたラウタロ・マルティネス photo/Getty Images

エース不在もミラのダービーを制す

インテルは17日、セリエA第28節でACミランと対戦。計5発が飛び交う打ち合いとなったが、インテルが3-2で制し、今季ミランを相手に2連勝を飾っている。なお、この結果によりインテルとミランの順位が入れ替わり、前者が3位に浮上している。

試合後、インタビューに応じたインテルのルチアーノ・スパレッティ監督は「我々の歴史は明白だし、我々はインテルだ。(ELで)敗退した後に、批判されるのは当然のことだと思う。でも、我々はすぐに正しい姿勢を取り戻し、(ミラン戦で)それらを振り払って見せた。木曜のことはもう忘れたよ。もう線引きして、我々は再び歩み始めている」とコメント。クラブの公式サイトが伝えた。

様々な問題に揺れ、先月中旬から欠場が続いているエースのマウロ・イカルディ。この重要な一戦、伝統のミラノダービーでも招集メンバーから外れていた。伊『sky sport』のインタビューで「エース不在の影響」について聞かれると、指揮官は同選手について触れるのではなく、「ラウタロがPKを決め、ペリシッチがよく走り、選手全員が自分のすべきことをよくやったと言えるだろう。ドレッシングルームで、みんなにブラボー、ブラボーと言ったよ」とベンチメンバーを含めて試合に参加した全選手を称賛した。
中でもワントップを務め、エースの不在を感じさせなかったFWラウタロ・マルティネスを絶賛。「ラウタロは強さに加えて、テクニックや自信も持っている。彼はすべて手に入れることができるんじゃないかな。我々は、多くの物事を整理することができる若きストライカーを見つけた」と述べている。

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