移籍市場で大阪ダービー勃発!? ガンバ、セレッソが若手ハーフMFに興味

G大阪とC大阪が興味を示す加藤カレッティ丈 photo/Getty Images

狙うは日本とオーストラリアのハーフ

J1では1勝1敗の勝ち点3。6日に行われたルヴァンカップ初戦では共に敗戦を喫したガンバ大阪とセレッソ大阪。開幕したばかりとはいえ、成績だけ見れば同じ状況にある両クラブは獲得を目指す選手も同じなようだ。

豪『The Age』によると、G大阪とC大阪の両クラブはオーストラリア・Aリーグのブリスベン・ロアーに所属するMF加藤カレッティ丈の獲得に興味を示しているという。同紙では、ブリスベン・ロアーの新監督に関する記事内で、カレッティの日本移籍の噂について言及している。「カレッティは最近になってブリスベン・ロアーのトップチームに帰ってきたが、来季は日本のビッグクラブにいるかもしれない。20歳のMFはヤングスターを連れてきたいと考えているガンバとセレッソの興味を引き付けた。カレッティの母親は日本人なので、彼はJリーグの規定において外国人とはみなされないだろう」と伝えた。

カレッティは今季7試合に出場して1ゴールを挙げている。ポジションは守備的MFで、中盤の底から試合を組み立てるプレイを得意としている。彼はオーストラリア人の父と、日本人の母の間に生まれたため21歳になるまでは二重国籍扱いとなる。アンダー世代ではオーストラリア代表を選択し、キャプテンも務めた逸材だ。

Aリーグは10月に開幕し4月までの開催であるため、彼の加入時期が今移籍期間か夏の移籍期間かは不明である。もし争奪戦となれば、旧知の間柄である選手が在籍しているセレッソが一歩リードするかもしれない。セレッソに在籍する同い年のオーストラリア人FWウェリング・ピアスは、2015年に行われたU-17W杯でカレッティのチームメイトだったという。とはいえ、重要なのはチームの状態や出場機会の有無であることは間違いない。はたして、このハーフMFは近い将来どこでプレイをしているのだろうか。

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