フランス史上最高傑作のFWか ムバッペ、ここ45年で初の快挙達成

サンテティエンヌ戦で決勝ゴールを決めたムバッペ photo/Getty Images

リーグ・アンで18戦19発

パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペは、同国史上最高傑作のストライカーかもしれない。リーグ戦で今季、驚異のペースでゴールを量産している。

17日にリーグ・アン第25節が行われ、アウェイでサンテティエンヌと対戦したPSG。ネイマールやエディンソン・カバーニらが負傷欠場を強いられる中、相手GKの好セーブなどにも阻まれ、なかなかゴールを奪えずにただただ時間だけが過ぎていったが、若き怪物ストライカーがチームを救う。ムバッペは73分、背後からのダニエウ・アウベスの浮き玉パスを巧みにダイレクトボレーで合わせ、均衡を破った。その後、PSGはこの先制をきっちり守りきり、1-0でサンテティエンヌを撃破している。

ムバッペはサンテティエンヌ戦のゴールで、今季のリーグ戦の得点数を「19」まで伸ばし、得点ランキングの首位を独走している。また、ここまでリーグ戦18試合に出場しているムバッペだが、データサイト『opta』によると、リーグ・アンの1シーズンにおいて、出場18試合で19得点を記録したのは、フランス人選手としてはここ45年で初の出来事だという。
10代ながら大ブレイクを果たし、今もなおとどまる所を知らず、成長と飛躍を続けるムバッペ。今季の得点数をどこまで増やすことができるのか。今後のさらなる活躍に注目が集まる。

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