アリソンVSエデルソン プレミア最高のGKはどっち?

アリソンは驚異的なセーブ率を誇る photo/Getty Images

ブラジル代表でも正守護神を争う両者

プレミアリーグ第21節で激突する首位リヴァプールと2位マンチェスター・シティ。タイトルレースの行方を左右するだけでなく、両者が見せるフットボールは現代サッカーの最高峰と呼ぶべきもので、さまざまな点で話題が尽きないカードとなっている。

中でも、注目したいのは両GKだ。リヴァプールGKアリソン・ベッカー、マンチェスター・シティGKエデルソン・モラレスともに守護神の名にふさわしい活躍を見せており、両チームの好調は彼ら抜きには語れない。加えて両者がブラジル代表でスタメンを争うライバル関係にあることも、注目を集める理由のひとつだ。英『sky sport』は、このビッグカードを前に両GKをデータ比較している。

まずはGKの指標とも言えるセーブ率だ。同メディアによればアリソンのセーブ率は現状で84.9%と驚異的な数値を誇っており、エデルソンの68.6%を大きく上回っている。昨季に記録されたセーブ率では、マンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘアの80.3%が最高だったが、アリソンはこれすらも上回った。セーブ数は46と、エデルソンの35よりも11多い。

リヴァプール自体がこれまでに8失点と、これまたとんでもない数字を叩き出しているが、アリソンの活躍が大きく影響しているのは言うまでもない。クリーンシートは12回。対してエデルソンは8回だ。エデルソンは11月24日のウェストハム戦を最後に、クリーンシートを達成できなくなっている。

しかしエデルソンの強みはセーブだけではない。フィールドプレイヤーのように足でボールを扱えるのが彼の特長であり、このことが単純なセーブ率だけでの評価を難しくしている。エデルソンは今季504本のパスを成功させており、成功率は82.7%だ。実はパスの成功本数だけで見ればアリソンの方が566本と多いのだが、成功率で見ると78.8%と遅れをとっている。質という面ではエデルソンの方が高いわけだ。エデルソンは後方からの組み立てに関与するだけでなく、ロングキックの精度も随一で、8月のハダーズフィールド戦では70メートル超のゴールキックがそのままセルヒオ・アグエロのゴールに直結。クラブ史上初のアシストを決めたGKとなっている。

もっとも、アリソンもキックの精度に関しては決して引けを取らない。前節のアーセナル戦でも右サイドに開いていたロベルト・フィルミーノに正確なパントキックを通しており、これがモハメド・サラーのPK奪取に繋がった。現時点での総合力はアリソンの方に軍配が挙がるように思えるが、次節の大一番ではどんな結果が待っているだろうか。

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