マンUの選手評価が悲惨なことに 英紙がポグバ、A・サンチェスらを採点!

苦戦続くマンU photo/Getty Images

今季はなかなか調子上がらず

トップ4に大きく差をつけられているマンチェスター・ユナイテッドの選手たちをどう評価すればいいのだろうか。ここまで期待に応えている選手は少なく、指揮官ジョゼ・モウリーニョも未だにチームのベストイレブンを見つけられずにいる。サポーターもフラストレーションを溜めていることだろう。

英『Daily Mail』はそんなマンUの選手たちを10点満点で採点しているのだが、その結果は何とも悲惨だ。状態が良い選手を見つける方が難しく、いかにチームが苦しんでいるかが分かってくる。

まず最も高い点を与えられたのはGKダビド・デ・ヘアで7点だ。例えば今節リヴァプールに1-3で敗れたゲームでは計36本のシュートを浴びたが、今のマンUはデ・ヘアがいなければ守備が成立しない。デ・ヘアのスーパーセーブに救われた機会は多く、この評価は妥当だろう。
DFの最高点はセンターバックのクリス・スモーリング、サイドバックのルーク・ショーが6点を与えられた。エリック・バイリーがモウリーニョから信頼されていないため、今のマンUで最も頼れるセンターバックはスモーリングだと評価されている。ショーはモウリーニョの下で復活を遂げた選手で、ここまでの働きはポジティブに捉えられる。

中盤から前線は一気に評価が落ちる。まずモウリーニョから重用されているネマニャ・マティッチはMF最低点の4点だ。スピードが不足しているためマンUの中盤にダイナミズムが生まれない原因と指摘されてしまっている。毎試合のように出ている選手が最低点の評価というのも実に奇妙だ。

その他にはポール・ポグバが4.5点、今夏新加入のフレッジもほとんど忘れられた存在になっているとの評価で同じ4.5点となっている。一方でスタメンが保証されているわけではないファン・マタがMF最高の6.5点を得ており、セットプレイの精度などが高く評価されている。マタが常時スタメンでないのもおかしいか。

最前線はさらに評価が下がる。センターフォワードのロメル・ルカクはリーグ戦6得点に留まっており、ルカクがいない時の方が上手く攻撃が回っているとまで言われて3.5点の評価だ。アレクシス・サンチェスはさらに評価が落ち、獲得は大失敗だったと最低の2点がつけられている。

また、指揮官ジョゼ・モウリーニョもサンチェスと同じ2点と最低評価だ。戦術が定まらないため毎試合のようにスタメンが変わり、選手たちとの関係も疑問がある。3年目の呪いが出てしまっているとの評価で、スペシャル・ワンとの評価に傷をつけてしまっている。

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