決定力が高いのは誰? 今季J1在籍選手の“シュート成功率”ランキング
10月に日本代表デビューを果たした北川。気になる順位は...... photo/Getty Images
ベスト5に名を連ねたのは......
2018年のJ1リーグも全日程が終了し、24ゴールを挙げた名古屋グランパスのFWジョーが同リーグの得点王に輝いた。今年も個性豊かなアタッカー陣が躍動したが、今回はスポーツデータサイト『Sofa Score』の統計をもとに、今季のJ1全18クラブのフィールドプレイヤーの“シュート成功率”をランキング化。各選手が放った全シュートのうち、何本が得点に結びついたかを“Goal Conversion(%)”として算出し、ベスト5を形成した。
なお、本ランキングは今季のJ1リーグ30試合以上に出場し、30本以上のシュートを放った選手を対象としている。既に公表されている得点ランキングとは異なる顔ぶれにご注目頂きたい。
豪快なミドルシュートは必見 photo/Getty Images
5位:チャナティップ(北海道コンサドーレ札幌/MF)
出場試合数:30試合
総シュート数:33本 ゴール数:8得点
Goal Conversion:24.2%
独特な間合いやテンポによるドリブルや、思い切りの良いミドルシュートでコンサドーレの攻撃を牽引。チャナティップが得点を挙げた今季のリーグ戦8試合で同クラブは3勝5分けと、“ゴール時無敗記録”も継続された。来季も同クラブに多くの勝ち点をもたらすことができるだろうか。
今季のJ1リーグで13得点をマーク photo/Getty Images
4位:北川 航也(清水エスパルス/FW)
出場試合数:32試合
総シュート数:50本 ゴール数:13得点
Goal Conversion:26.0%
10月に日本代表デビューを果たすなど、充実感溢れるシーズンを送った北川。相手GKとの1対1の局面で冷静さが光るほか、相手ボール時には率先してプレッシングを行うなど、守備面での貢献度も高い。
今季のJ1リーグで得点王に photo/Getty Images
3位:ジョー(名古屋グランパス/FW)
出場試合数:33試合
総シュート数:91本 ゴール数:24得点
Goal Conversion:26.3%
打点の高いヘディングや強靭な肉体を活かしたポストプレイで、名古屋のJ1残留に貢献。少々のボディコンタクトでは体勢が崩れず、相手DFにとって脅威であり続けた。
相手DFの視界から消える動き出しは一級品 photo/Getty Images
2位:興梠 慎三(浦和レッズ/FW)
出場試合数:33試合
総シュート数:55本 ゴール数:15得点
Goal Conversion:27.2%
相手最終ラインの背後を突くランニングに定評があり、今季のリーグ戦でもゴールを量産。身長175cmと上背はそれほどないが、ペナルティエリア内で巧みに相手DFのマークを外し、ヘディングでもゴールを挙げている。
神出鬼没なポジショニングが光った金子 photo/Getty Images
1位:金子 翔太(清水エスパルス/FW)
出場試合数:34試合
総シュート数:33本 ゴール数:10得点
Goal Conversion:30.3%
今季のリーグ戦全試合に出場し、主に右サイドハーフを担当。軽快なドリブルで幾度となく密集地帯を掻い潜ったほか、適宜ペナルティエリア内中央に侵入してフィニッシュワークに絡むなど、神出鬼没なポジショニングが光った。両足で正確なシュートやパスを放つことができるのも特長だ。