長谷部は”日本代表主将”の重責から解放された 代表引退はポジティブな変化

日本代表を離れた長谷部 photo/Getty Images

独メディアはコンディションの維持に繋がると好意的

ロシアワールドカップ終了後、日本代表には大きな変化が起きた。長年キャプテンを務めていた長谷部誠が代表引退を表明し、本田圭佑も4年後のワールドカップは目指さないとの考えを明らかにしたのだ。現在は南野拓実や堂安律などフレッシュな若手にスポットが当たっており、日本には世代交代の波が訪れている。

長く代表を支えてきた長谷部や本田が去ってしまうのは寂しいことだが、悪いことばかりではない。代表戦に出場しないということは、インターナショナルマッチウィークに体を休めることが可能となる。長谷部もフランクフルトで相変わらず重要な役割を担っており、本田も今季から加入したメルボルン・ビクトリーで好パフォーマンスを披露している。

独『Offenbach post』は、代表から離れたことは長谷部にとって良い変化ではないかとの見方を示している。フランクフルトでは長谷部と同じく、スイス代表MFジェルソン・フェルナンデスもワールドカップを最後に代表引退を表明している。2人はベテランとしてチームを引っ張っており、同メディアは2人が代表戦による肉体面と精神面のストレスから解放されたことをポジティブに受け止めている。
特に日本代表選手の場合は欧州を離れて日本に向かうことになり、コンディションの維持は難しくなる。長谷部の場合はキャプテンという重責もあっただろう。それから解放されたことで、フランクフルトでのプレイに集中しやすくなったのは間違いない。今季もフランクフルトは好調を維持しており、長谷部が代表戦のストレスから解放されたことはクラブにとって大きなプラスになっているようだ。

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