メルテンス、将来的な中国行きに前向き?「ポジティブな印象がある」

中国クラブが熱視線を送るメルテンス photo/Getty Images

2020年夏以降に本格的に検討か

これまで中国行きを否定し続けてきたナポリに所属するベルギー代表FWドリース・メルテンスだが、将来的にはこのアジアへの移籍も視野に入れているようだ。

2013年夏からナポリでプレイする現在31歳のメルテンス。加入初年度からウィンガーとして活躍していたが、華麗なパスサッカーで多くのファンを魅了したサッリ体制では、新たにストライカーとしても才能を開花させた。2016-17シーズンには自身のキャリアハイとなる28ゴールを記録している。

そんなメルテンスに、以前からラブコールを送っていたのが中国のクラブだ。現在の給料の倍額オファーが提示されているなどと伊メディアが報じてきたが、これまで決して首を縦に振ることはなかった。しかし、香港『South China Morning Post』のインタビューに応じたメルテンスは、中国行きの可能性について「まだどうなるかわからないけど、もう一年(2020年6月末)でナポリとの契約が終わりを迎える。(考えるのは)多分それからかな」と否定はしなかった。
さらに、これまで移籍のオファーを断ってきた理由を「成長するためには、ヨーロッパに留まるのが良いと思ったんだ。ナポリに加入したばかりの頃はベンチが多かったけど、その後プレイする機会が増え、ナポリでの時を楽しみたかった。チームへ入るために、一生懸命努力したから離れたくなかったしね」と明かした上で「ヴィツェル(元・天津権健)やカラスコ(現・大連一方)から中国のサッカーについてはよく聞いているし、とてもポジティブな印象があるよ。(最近も)カラスコとは話したしたしね。最初は居場所を見つけるのに苦労したようだけど、今は良い感じだと言っていた。ヴィツェルも(欧州から)離れたけど、楽しめたと言っていたね」とコメント。代表のチームメイトから聞いた話もあり、現在は中国からのオファーを前向きに考えているのかもしれない。はたして、メルテンスが中国でプレイすることはあるのだろうか。

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