バイエルン、レアル、ユーヴェ ”世界最高のCB陣”抱えているのは?

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フンメルスとボアテング photo/Getty Images

「バイエルンは3人のワールドクラスのセンターバックを抱えている」とは、今季からチームの指揮を執るニコ・コバチの言葉だ。ロシアワールドカップでドイツ代表は大失敗してしまったが、それでもジェローム・ボアテング、マッツ・フンメルス、そしてニクラス・ズーレの評価は高い。

それを受けてブンデスリーガ公式は、センターバックの質と量の両方において世界で最も優れているのはどのクラブなのか特集している。

・バイエルン(ボアテング、フンメルス、ズーレ)



まずはそのバイエルンだが、2人合わせてドイツ代表のキャップ数が140試合もあるフンメルスとボアテングのコンビを抱えているのは大きい。経験は抜群で、2人ともトップレベルの能力を備える。バックアッパー的位置付けのズーレも年々評価を高めており、今季にはバイエルンでレギュラーポジションを掴めるのではといった見方まである。ズーレほどの3番手センターバックを抱えるクラブはあまり多くないはず。

またズーレもドイツ代表ではコンフェデレーションズカップを制した経験を持ち、トップレベルの経験もしっかり積んでいる。この3人でローテーションできてしまうのは大きい。

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右からコンパニ、オタメンディ、ストーンズ  photo/Getty Images

ピケとウムティティ photo/Getty Images

・マンチェスター・シティ(コンパニ、ストーンズ、ラポルテ)



マンCにはこの3人に加えてニコラス・オタメンディもいる。しかしセンターバックとしてトップレベルと言えるのはコンパニくらいではないか。センターバックとしての能力はもちろん、経験も抜群だ。怪我が多くなってきているため、ピークは過ぎたと判断できるかもしれないが、大一番での起用ならばまだ十分に相手FWを抑えられる。

しかしバイエルンに比べると他の3人が弱いか。同サイトはラポルテがA代表での経験が皆無なことを挙げており、ストーンズも守備面では改善すべき点がある。量は申し分ないが、質ではバイエルンが上かもしれない。

・バルセロナ(ピケ、ウムティティ、ラングレ)



構図としてはややバイエルンに似ているか。今夏ロシアワールドカップをフランス代表が制したため、バルセロナはピケ、ウムティティと2人のワールドカップ優勝経験者をセンターバックに抱えている。これはバイエルンと同じだ。特にウムティティは年齢的にもピークに近づいており、ワールドクラスのセンターバックと評価していいだろう。

また今夏にはクレマン・ラングレがセビージャから加わった。バルセロナが欲していた3番手センターバックで能力は評価されているものの、さっそく退場処分を受ける苦いスタートになってしまった。加えて同サイトが重視している代表での経験値は、ラングレも皆無だ。ズーレVSラングレの争いとなれば、経験値でズーレが上となるのか。

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チアゴ・シウバとマルキーニョス photo/Getty Images

ボヌッチとキエッリーニ photo/Getty Images

・パリ・サンジェルマン(チアゴ・シウバ、マルキーニョス、キンペンベ)



こちらも強力だ。バイエルンと同じく、代表コンビでセンターバックを組むことができる。ブラジル代表DFチアゴ・シウバのリーダーシップは世界屈指のものがあり、相棒のマルキーニョスも能力の高いセンターバックだ。さらにバックアッパーにはフランス期待のプレスネル・キンペンベ、今夏にはシャルケからティロ・ケーラーまで加わっている。バックアッパーの質ではバイエルンを上回っていると言えるだろう。

チアゴ・シウバ&マルキーニョスVSフンメルス&ボアテングとなれば、意見は分かれるところかもしれない。同サイトはマルキーニョスの能力をまだ疑問視しているため、フンメルスとボアテングコンビの方がやや上か。

・ユヴェントス(ボヌッチ、キエッリーニ、ベナティア)



フレッシュさはないが、このBBCトリオに経験で勝る者はいないはず。今夏にはミランからボヌッチが戻ってきたが、彼らの連携度は言うまでもなく世界トップレベル。経験値では最高クラスにあると同サイトも認めている。

気になるのは年齢くらいか。ボヌッチとベナティアは31歳、キエッリーニは34歳で、23歳のズーレに比べれば将来性に欠けるところがあるのは間違いない。実力は別として、3人のバランス的にはバイエルンの方が良いだろう。しかし個の能力を比較するなら、ほとんど互角と言えるはずだ。

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ヴァランとS・ラモス photo/Getty Images

・レアル・マドリード(セルヒオ・ラモス、ヴァラン、ナチョ・フェルナンデス)



こちらもワールドカップ優勝経験者を2人抱えている。ラモスもヴァランも世界トップレベルの実力者なのは疑いようもなく、チャンピオンズリーグを3連覇しているという事実も彼らの最強ぶりを後押しする。両者とも身体能力が高く、スピードの面ではバイエルンのコンビを凌駕する。特にヴァランは世界最高のセンターバックに限りなく近い位置にあると言えよう。

3番手のナチョもやや地味な選手ではあるものの、ジネディーヌ・ジダンが信頼して使ってきたことからも能力の高さはうかがえる。レアルの若手DFヘスス・バジェホは以前、「彼ら3人は世界最高のセンターバックだ」とコメントしており、恐らくレアルサポーターは世界最高の3人と疑っていないだろう。さすがにこの3人にはバイエルンも敵わないか。


今回同サイトが挙げた6クラブを比較しても、バイエルンをも上回るセンターバックの質と量を備えたチームは少ない。圧倒的とは言えないが、コバチが自信を持って世界最高と宣言するのも理解できる。あとはそれをピッチで示すだけだが、チャンピオンズリーグの舞台でその鉄壁ぶりを証明できるか。

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