なぜ新7番、神童を使わない? レアル指揮官の起用法に疑問も

レアルに移籍したヴィニシウス photo/Getty Images

リバウドはヴィニシウスの扱いに不満

今夏のレアル・マドリードはGKティボ・クルトワしかビッグネームと呼べる補強がなかったが、それでも今夏に獲得した他の選手たちも実力はある。スペイン代表のロシアワールドカップメンバーにも選ばれていた22歳DFアルバロ・オドリオソラ、リヨンから呼び戻したFWマリアーノ、そしてフラメンゴから合流したブラジルの神童ヴィニシウス・ジュニオールらがそうだ。

しかし、リーグ戦では彼らになかなか出番が与えられない。今節1-1で引き分けたアスレティック・ビルバオ戦では勝ち越し点が欲しい展開だったのだが、指揮官フレン・ロペテギはベンチにいたマリアーノを起用しなかった。スペイン『as』もこの判断に驚いているようだ。

またスペイン『MARCA』によると、元ブラジル代表FWリバウド氏はヴィニシウス・ジュニオールがレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)でプレイしている現状に納得できないようで、トップチームでプレイできると主張している。
「なぜ彼が下のリーグでプレイしているのか分からないね。彼のレベルより劣るコンペティションに出場しているし、失礼ながらヴィニシウスはカスティージャのチームメイトやセグンダ・ディビシオンB(スペイン3部)の対戦相手よりも上のレベルにある」

レアルはここからチャンピオンズリーグがスタートすることもあり、18日間で6試合をこなす過密スケジュールとなる。このあたりで新戦力にも出番を与えておきたいところで、ロペテギの采配に注目が集まっている。

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